Research Project
Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (A))
申請者らは脳組織内の神経細胞計測用デバイスとしては世界最小となる5 μm径のプローブ電極を開発してきた。本研究課題の発展として、開発した基盤技術により間隔が100 μm以下の超高密度な刺入型プローブ電極アレイの実現が可能である。しかし、このような電極による脳組織内の多チャンネル神経細胞計測の前例はこれまでに無い。今回の国際共同研究では、申請者らが開発する超高密度電極アレイを用いた多チャンネル計測に関する研究を共同で実施する。これにより、既存の技術では実現できなかった脳計測デバイスの技術革新に繋がり、また本研究で得られる計測結果は脳神経科学において極めて重要な学術的知見になると確信する。