C型肝炎ウイルス持続感染マウスの作製と発がん機構の解明
Project/Area Number |
20012023
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
三浦 直行 Hamamatsu University School of Medicine, 医学部, 教授 (40165965)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小林 良正 浜松医科大学, 医学部, 助教 (50252185)
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Project Period (FY) |
2008 – 2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥10,600,000 (Direct Cost: ¥10,600,000)
Fiscal Year 2009: ¥5,300,000 (Direct Cost: ¥5,300,000)
Fiscal Year 2008: ¥5,300,000 (Direct Cost: ¥5,300,000)
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Keywords | C型肝炎ウイルス / 受容体 / ヒト肝細胞 / 密着結合 / エンドサイトーシス / 持続感染 / トランスジェニックマウス / 肝細胞癌 / C型肝炎ウイルス (HCV) |
Research Abstract |
Alb-uPA免疫不全マウスは常時10匹を維持している。このマウスの雌雄を交配すると4分の1にAlb-uPAをホモにもつ子マウスができる。生後3週のホモマウスにDsRed2遺伝子で肝細胞を赤くマークしたマウス肝臓から初代肝細胞を調製し、Alb-uPAホモマウス脾臓に5×10^5個の肝細胞を移植した。4週後に肝臓を観察したところ、約半分が赤色にマークされた肝細胞に置換されていた。この結果に基づき、ヒト肝細胞を5×105^個ホモマウス脾臓に移植したところ、4週後にヒト肝細胞がかなりの領域を占めていることが確認できた。 前年度に、ヒトSR-BI(scavenger receptor class B type I),CD81, claudin-1を肝細胞特異的に発現するトランスジェニックマウスを作製した(6系統)。肝細胞抽出液を用いたウエスタンブロット法により、ヒトSR-BI, CD81, claudin-1の3蛋白が発現をしているマウスが2系統いることが判明した。今年度は、C型肝炎ウイルス(HCV)の感染にはoccludin蛋白も重要であるという報告(Nature 457:882-886,2009)に基づき、ヒトoccludin蛋白を肝細胞特異的に発現しているトランスジェニックマウスを作製した。5系統中2系統にヒトoccludin蛋白の発現を認めた。そこで、ヒトCD81, SR-BI, claudin-1発現マウスとヒトoccludin発現マウスを交配し、4つのヒト蛋白を発現しているマウスを得た。このマウス肝臓切片に大腸菌で産生したHCVのE2蛋白の結合を確認した。野生型肝臓切片では、E2蛋白は結合しないが、4つのヒト蛋白を発現したマウス肝臓切片へはE2蛋白が結合した。現在、患者血清中のHCVをこの4蛋白発現マウスに注射し、感染がおこるかどうかの判定を行なおうとしている。
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Report
(2 results)
Research Products
(10 results)