Project/Area Number |
20045009
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
白井 光雲 Osaka University, 産業科学研究所, 准教授 (60178647)
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Project Period (FY) |
2008 – 2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,600,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | 超伝導材料 / マテリアルデサイン / ドーピング / 半導体材料 / 第一原理計算 / マテリアルデザイン |
Research Abstract |
1) ホウ素の高圧での物質探索と超伝導 高圧での超伝導の発見が引きがねとなりホウ素の高圧での構造探索が行われるようになったが。最近までホウ素の相図は知られていなかった。我々はホウ素の相図を初めて理論的に予測した。高圧でα相が安定であることが示され、それに基づき高圧での超伝導実験が、共同研究者により行われついに超伝導の発見に至っている。高圧での金属化の機構を理論的に明らかにした。そして従来相転移が起きていると予測されていたが実はそうでないことを明らかにし、従来の説を覆した。さらに、グラファイトや炭化ホウ素といった物質も高圧で超伝導が出現する可能性があり、高圧での金属化、あるいは伝導度の研究を行った。またダイヤモンド構造のBC_5の作成には高圧が用いられているが、この作成のため条件を明らかにした。 2) 高圧を利用したドーピング法 α相ホウ素にLiをドープすることで高T_c超伝導が期待されているが、Liを適当な量でドープすることが難しい。その困難点を高圧ドーピング法で解決することを理論的に提唱した。この高圧ドーピング法のアイデアはダイヤモンドへの高濃度Bドーピングにも有効である。
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Report
(2 results)
Research Products
(40 results)