Project/Area Number |
20058016
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Osaka University (2009) Kyoto University (2008) |
Principal Investigator |
加納 純子 Osaka University, 蛋白質研究所, 特任准教授 (10323809)
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Project Period (FY) |
2008 – 2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥6,000,000 (Direct Cost: ¥6,000,000)
Fiscal Year 2009: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2008: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
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Keywords | シグナル伝達 / PIKK / リン酸化 / DNA / 染色体 / テロメア |
Research Abstract |
Tel2ファミリータンパク質は、真核生物に広く保存されてており、様々な生命現象に関わっていることが知られている。しかし、Tel2の具体的な作用機序については不明な点が多く残されている。これまでに我々は、分裂酵母のTel2がすべてのPIKKファミリータンパク質群(ATM,ATR,TOR,TRRAP)と相互作用することを発見した。さらに、Tel2は新規タンパク質Tti1,Tti2とも安定な複合体を形成していることがわかった。Tel2の分子機能について更に詳しく調べるため、条件的に致死となるtel2変異株を取得した。一つはDNA複製阻害に対しで特異的に強受性を示し、もう一つは高温などの様々なストレスに強い感受性を示した。このことから、Tel2はやはり多くのPIKKと相互作用することにより、様々な生命現象に関与していることが確認された。これらの変異株におけるTel2とその相互作用因子との相互作用について解析したところ、一部のものについて細胞内の蓄積量の増加とTel2との相互作用の増強が見られた。現存、この原因について詳しく解析している。さらに、Tel2とPIKKタンパク質群との相互作用ドメインの解析を行ったところ、Tel2はPIKKタンパク質のかなり広い節囲において相互作用することが示唆された。このことは、Tel2とPIKKが非常にユニークなメカニズムによって相互作用する可能性を示唆している。現在、それらについて更に詳しく解析をしている。
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Report
(2 results)
Research Products
(7 results)