Project/Area Number |
20500740
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Science education
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Research Institution | Muroran Institute of Technology |
Principal Investigator |
鈴木 好夫 Muroran Institute of Technology, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70002920)
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Project Period (FY) |
2008 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2011)
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Budget Amount *help |
¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2011: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2010: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2009: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | 技術者倫理 / 事例研究 / 教材開発 |
Research Abstract |
技術者倫理教育の事例研究は益々重要になってきている。しかし、一般に事例は複雑な社会現象であり、事例解析に有効なツールの開発が求められている。事例研究のツールの開発について2つの分野で研究してきた。第1の分野は事例研究の収集とマルチメディアオーサリングソフトの開発である。データベース化に当たっては、技術者倫理の事例が動画や音声などを扱う関係からマルチメディアオーサリングツールソフトとした。このソフトで事例研究を作成し良好な結果を得ることが実験の結果確かめられた。またこのソフトは、素人でも簡単に操作可能であることからフリーウエアとして大学のみならず初等中等教育の現場でも多くの教員に活用できる。 第2の研究内容は、事例研究の因果関係解析ツールの開発である。グラフ理論とISM法を活用し、コンピュータに事例のキーワードを入力することで事例の因果関係が階層構造的に構築できる。計算機の汎用性を考慮して、Java言語を使用して解析ツールの開発に取りかかった。その結果、3次元グラフィクの可視化が可能となり、事例に関する全体像が一段と見やすいものとなった。チャレンジャー号事件や東電トラブル隠しなどの事例をもとに実験をして見たが、階層構造解析の有効性がわかった。このソフトは、教師が授業の教具として活用できるだけでなく、学生の事例に関する討論の際にも解析用として使用可能である。いずれも、CDソフトに焼き付いており、初心者でも使えるようにマニュアルが添付されている。
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Report
(3 results)
Research Products
(4 results)