X、可視、赤外、サブミリ波、GHz帯、MHz帯を用いた活動銀河核ジェットの解剖学
Project/Area Number |
20540243
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Astronomy
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Research Institution | Japan Aerospace Exploration Agency |
Principal Investigator |
浅田 圭一 宇宙研機構, 研究員 (70399278)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内山 泰伸 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究本部, 研究員 (00435801)
澤田 聡子 山口大学, 理工学研究科, 研究員 (00452631)
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Project Period (FY) |
2008 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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Keywords | ジェット / 活動銀河核 / 多波長観測 / 偏光 |
Research Abstract |
本研究の目的は、活動銀河核のkpcスケールジェットでの高エネルギー放射機構、組成を解明することである。具体的には、kpcスケールジェットを実に10桁にもおよぶ周波数帯において、すべて1秒角の極めて高い分解能で撮像し、1.ジェットの各成分ごとに、より詳細で確かなスペクトルエネルギー分布(SED)を描き出すこと、2.また電波帯、可視光で偏光情報を取得する、ことである。これらの観測量は高エネルギー放射機構の解明に直結するものであり、ジェットの組成、超高エネルギー宇宙線の研究に対しては重要な結果が得られることが期待される。この目的のために本年度は、a.SMA/PdBIを用いた230GHz帯での、クェーサー3C 273の230GHzでの撮像観測、b.VLBAを用いたクェーサーNRAO 140のサブkpcスケールジェットの偏光観測、に取り組んだ。研究a.に関して、我々は230GHzという周波数において世界で初めてクェーサーのkpcスケールジェットを撮像する事に成功した。この結果は7月にボストンで行われた国際研究集会で発表した。一方で、観測時の天候等の問題で要求した分解能および感度は得られなかった。そこで本年度予定していた345GHzでの撮像観測の提案を再び230GHzでの観測提案に切り替えて行い、受理された。研究b.に関して、我々はジェットが少なくとも2層以上の構造をなしている事を導いき、学術論文として出版した。このように、本年度の計画は、世界に先駆けて、ミリ波/サブミリ波でのジェットの研究を切り開くという観点、ジェットの偏光観測を遂行するという観点、において極めて順調に実行され、若干の修正を加えつつも予定した成果を達成することができた。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)
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[Presentation] EVN observation of M 872008
Author(s)
Asada, K., Doi, A., Nakamura, M., Nagai, H., Inoue, M.
Organizer
The 9th European VLBI Network Symposium on The role of VLBI in the Golden Age for Radio Astronomy
Place of Presentation
Bologna, Italy
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