Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2010: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2009: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2008: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
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Research Abstract |
本研究は,火山や地すべり、洪水などの災害現場のモニタリングを目的とし、UAV(無人航空機)を用い、安全でリアルタイムを可能とするシステム開発を目指している。観測プラットフォームとしてUAVを利用することにより,安全で詳細な観測を行うことができるともに,技術の進歩にともない,ホビー用のラジコンヘリや民生用のデジタルカメラ,GPSなどが低価格で購入できることに着目し,従来にはない,低価格なシステム構成を検討した。 (1)センサの選択とキャリブレーション 災害時に必要とするセンサを検討するとともに、複数のセンサの同時取得や時刻同期、リアルタイムのデータ転送を可能とするシステムの開発をおこなった。また、デジタルカメラやその他センサの簡易なキャリブレーション手法を検討した。 (2)軌跡推定と画像標定 テスト飛行によるサンプルデータを利用し、GPSにより飛行軌跡を求める。また搭載したMEMSジャイロからUAVの向きや姿勢を求める。また、撮影された画像の中の特徴点を追跡し、そこからカメラ撮影時の位置・姿勢の相対変化を算出する。 (3)モザイク画像作成 サンプルデータを利用し、絶対標定の結果を使って連続して撮影されたCCD画像のモザイク処理を行い、広域画像の作成を検討する。 (4)3次元モデルの検討 サンプルデータを利用し、計測後の後処理の場合は、画像のステレオマッチングを行い、詳細なDSMの構築を検討する。画像標定の結果を利用し、バンドル調整と共面条件を組み合わせた結合調整法を利用する。タイポイントの自動抽出を行い、画像のステレオマッチング手法によりDSMの構築を行う。
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