Project/Area Number |
20650092
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Rehabilitation science/Welfare engineering
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
関本 荘太郎 The University of Tokyo, 大学院・医学系研究科, 助手 (00010059)
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Project Period (FY) |
2008 – 2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2008: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
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Keywords | 超磁歪型ヘッドホン / 骨導 / 3次元方向感 / DPOAE / 耳音響放射 / HRTF / 頭部伝達関数 / 骨導伝達関数 |
Research Abstract |
超磁歪型骨導ヘッドホンは,従来の動電型や圧電型に比べて3kHz~10kHzの周波数特性が平坦である。この周波数帯域は気導では上下方向の方向感知覚に関与することが知られている。したがって,超磁歪型骨導ヘッドホンを用いることにより,従来の骨導ヘッドホンでは得られない3次元の方向感が得られる可能性がある。本研究では,骨導による上下方向の方向感知覚の研究を行ない,さらに,超磁歪型骨導ヘッドホンを装用したとき,上下および水平方向の方向感呈示を可能にする呈示法および信号処理法を開発することを目的とする。 1.気導頭部伝達関数の測定。 無響室内で,水平面および上下方向に配置したスピーカを用い,気導頭部伝達関数をTSP法により測定した。 2.骨導伝達関数の推定。 前年度に考案した骨導と気導刺激とのDPOAE(歪成分耳音響放射)差分推定法により,骨導伝達関数を求めた。 3.骨導による3次元方向感呈示を可能にする信号処理法の開発。 ヘッドホン特性,気導頭部伝達関数,骨導伝達関数に基づき,多段ディジタル・フィルタ構成による信号処理法を検討した。また,反対側成分のクロストーク・キャンセル法を検討した。DSP開発キットを用いた呈示装置を検討した。 4.試聴実験による信号処理法の有効性の検証。 無響室内で水平および上下の種々の方向から刺激音をスピーカ呈示した。外耳道入口に置いたマイク入力を信号処理して超磁歪型骨導ヘッドホンから骨導呈示し,3次元のどの方向から音が聞こえるかを判断させた。 本研究の成果は,新しい3次元骨導補聴器や騒音下通信に利用されると期待できる。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)