Project/Area Number |
20650127
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Eating habits, studies on eating habits
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Research Institution | Prefectural University of Kumamoto |
Principal Investigator |
有薗 幸司 Prefectural University of Kumamoto, 環境共生学部, 教授 (70128148)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
張 代洲 熊本県立大学, 環境共生学部, 准教授 (90322726)
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Project Period (FY) |
2008 – 2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2009: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2008: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
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Keywords | 大気浮遊粒子 / 微生物の分析法 / 誘電泳動 / 抗原抗体反応型SPR |
Research Abstract |
大気浮遊粒子に付着している微生物は空気を介して拡散する。大気浮遊粒子に着目し、その粒子表面に付着している微生物(鳥インフルエンザウイルス)の迅速培養・検出法を確立する。本申請課題ではタンパク質に着目した微生物識別法の検討において必要となる、濃縮工程が、検知性能に与える影響について、抗原抗体反応型SPR (Surface Plasmon Resonance、表面プラズモン共鳴測定装置)を用いて微生物又はタンパク質を検知する際に、感度の向上に有効と思われる濃縮工程の検討に資するため、電気的なタンパク質濃縮工程を実際に試験し、それらの操作が、検知性能にいかなる影響を及ぼすか、調査するものである。ターゲットとなる試料濃度が低い場合に、いかにそれを検知するかを検討するため、電気的なタンパク質濃縮工程の有効性について調査した。具体的には、試料の濃縮工程を行った場合と行わなかった場合において、検知試験を行い、両者の試験結果を比較することにより濃縮工程が検知性能にいかなる影響を与えたか、調査した。 平成21年度は、多様な環境試料に適応させる手法の開発を抗原抗体反応型SPRを用いた微生物の検知の検討を行った。本研究は、抗体の特異性、反応時間、流速、固定化方法等の詳細な検討を十分に行っていない簡易な結果ではあるが、低濃度の大腸菌(約7.0×100CFU/ml)でもピークが検出されたことから、大腸菌等の迅速な分析方法にSPR法が適用しうる可能性が示唆された。今後、条件検討を詳細に行うことにより、さらに特異性が高く、信頼性の高い分析方法の確立を目指したいと考えている。また、今後更にSPR法による微生物検出に適した抗体を作製することにより、検出方法の高度化を図る必要がある。また、今回検出下限値以下であった試料についても、誘電泳動装置による微生物の濃縮により、SPR法で検出可能になることが示唆され、今後、誘電泳動装置を前処理方法としたSPR法の構築を行っていく予定である。また、様々な微生物に対する特異性の高い抗体やペプチドを作製することにより、有害微生物の迅速且つ簡便な検出方法としての応用が期待される。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)