Project/Area Number |
20650131
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Science education
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
朴木 佳緒留 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (60106010)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 篤 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (20223133)
松岡 広路 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (10283847)
近江戸 伸子 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (30343263)
相川 康子 神戸大学, 経済経営研究所, 准教授 (00467672)
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Project Period (FY) |
2008 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Fiscal Year 2010: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 女性科学者 / メンター / ワークショップ / メンター相談 / 女性 |
Research Abstract |
平成20年度、21年度に実施した「気づきのワークショップ」の結果を受けて、プログラム修正のためのアンケート調査を実施した。メンター制度を導入している機関とメンターの経験をもつ教員等を対象に各々調査した。メンター制度を設置している機関の数自体が少数のため、機関としてのまとまった経験を一般化するには無理があるが、概して、メンターになるための心得ともいうべき事柄を研修していることが分かった。メンター経験者からのアンケートでは、具体的な「相談」のやりとりに若干の不安が感じられていることが分かった。これらの結果を受けて、ワークショップでは、人間の関係性に気づくためのロールプレイを複数取り入れる改善を行った。また、ワークショップの内容に入る前に、リラックスするためのゲームを取り入れることとした。 一般には、科学者育成の場にいる人々は「講演型」のプログラムには親密であるが、「参加型」のプログラムには慣れていないため、リラックス・プログラムが必要と考えられる。また、メンターとメンティの関係性を深めつつ、しかし、癒着しないためには、人間の関係性についての理解及びメンター制度を設置する機関の管理体制が独立的であることも必要であるとした。
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