日本における本覚思想の展開-中世後期の天台宗談義所寺院を中心に-
Project/Area Number |
20652007
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
History of thought
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
曽根原 理 東北大学, 学術資源研究公開センター, 助教 (30222079)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
牧野 和夫 実践女子大学, 文学部, 教授 (70123081)
大島 薫 関西大学, 文学部, 教授 (50319604)
松本 公一 池坊短期大学, 教授 (60442258)
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Project Period (FY) |
2008 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2010: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2009: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 談義所 / 成菩提院 / 天台宗 / IAHR / 聖教資料 / 学問寺院 / 天台宗古記録 / 名古屋東照宮 / データベース / 酸性紙 / 本覚思想 / 乗因 / 戸隠 / 叡山 / 談義 / 論義 / 相伝 |
Research Abstract |
平成22年度は、前年度に続き史料調査を実施するとともに、最終年度の成果報告として、海外の学会において研究代表者と研究協力者・連携研究者によるパネル報告を行った。 今年度は、成菩提院における聖教目録稿を作成するため、3回にわたり現地調査を行った。第1回は22年5月29~31日、第2回は8月24~27日、第3回は11月27~30日に実施し、古代中世資料、近世近代写本、近世近代刊本の3チームで手分けをし、資料の点検、目録作成、和紙で包み番号をふる作業などを行った。また、目録データに関する打ち合わせを、11月14日と23年2月14日に行った。 中世の天台系史料の調査について、そのほか2月14日に龍谷大学で調査を実施した。また、3月に筑波大学および身延文庫における調査を予定したが、震災のため延期となった。 3年間の調査の成果として、8月にカナダ(トロント市)で開催された第20回国際宗教学宗教史会議世界大会(International Association History of Religious 20th Quinquennial World Congress)において"Seminary Temples in Medieval Japan:The Forefront of the Research on Dangisho' Temples(日本中世における学問寺院-談義所寺院研究の最前線-)"というパネルを研究代表者・研究分担者全員で構築して報告を行った(曽根原は日本学術振興会の国際学会等派遣事業により渡航)。 その他にも、いくつかの国内外の学会において、それぞれ成果報告を行った。
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Report
(3 results)
Research Products
(14 results)
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[Presentation] 叡山と談義所2008
Author(s)
曽根原理
Organizer
平成20年度中世文学会春季大会
Place of Presentation
国学院大学(東京)
Year and Date
2008-06-13
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