特区小学校英語教育の改善課題の解決に関する総合的実証研究
Project/Area Number |
20652041
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Foreign language education
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
加納 幹雄 金沢大学, 学校教育系, 教授 (70353381)
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Project Period (FY) |
2008 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2010: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2009: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2008: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | 小学校英語活動 / 小学校英語教育 / 教育課程編成 / 教科書・教材 / 文字指導 / 保護者の意識 / 教師の意識 / 行政の意識 / 小学校英語 / カリキュラム / 教科書 / 児童の意識 / 教員の意識 |
Research Abstract |
■平成22年度の実施実績 1韓国の小学校英語の実情視察 ・韓国ソウル市内の三角山中学校を訪問して、小学校英語を受けた成果を検討。小学生に比して中学生が、全体的に受動的な姿勢が強くなっており、担当教員もそのことを自覚している。これまでの調査で、韓国では、小中連携という概念には無関心である傾向が見受けられ、この英語教育上の連携への意識不足は、韓国英語教育の課題点として位置づけられる。そのため、韓国の小学生が意欲的・積極性が認められるが故に返って不自然さがあり、研究注目に値する。 ・小学校英語教員の力量:小学校における英語教員の配置計画が着実に進行している。担任が実施する段階から英語専門教科の教員が行うという制度にシフトされ、授業中における上級学年の英語運用能力は格段に上がってきている。生徒の発言機会や発言内容に高まりがみられる。 2学会における発表と成果の冊子作成 ・平成18年度から実施してきた質問紙調査や研究協力者会議のまとめとして、日本教育方法学会で、まとめを発表し、研究終了期3月に、冊子としてとりまとめた。 ・研究課題(1)教育課程について:往復型や積み重ね型など授業時間の不足を補う視点を整理した。 研究課題(2)教材について:活動に用いる際に自然さが生かされる視点を整理した。 研究課題(3)文字指導について:段階的発展性を考慮した6年間シラバスの作成視点を整理した。 3今後の課題 ・学習意欲や動機の喚起・形成・維持の視点からの授業改善について継続研究が必要。
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Report
(3 results)
Research Products
(4 results)