考古学情報およびミーム(文化意伝子)による文化系統動態研究
Project/Area Number |
20652052
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Archaeology
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
津村 宏臣 同志社大学, 文化情報学部, 准教授 (40376934)
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Project Period (FY) |
2008 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2010: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2009: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | ミーム / 系統分析 / 時空間動態 / 文化財 / 文化動態モデル / 高度情報基盤 / 3次元形状データ / 数理モデル / 形状指数 / 文化遺産調査 / 文化生態 / 社会動態 / モデル / シミュレーション / GIS遺跡データベース |
Research Abstract |
(1) 土器や石器の形状コード化および3Dスキャニングとデータに関する研究 20・21年度計画の(1)について、統一的データ基盤化のため、地域資料(ラス・ジプス貝塚資料)約1000点におよぶ形状データ取得と3Dスキャニングを実施した。3次元形状データについては、主成分平面からの凹凸偏差の類似度相関によって、剥離面の接合関係を抽出できる可能性を評価した。併せて、剥離面のバルブ形状の移動平均の模式化から、この形状の類似度評価の精度を高め、形状の類似度を検索するシステムの構築を実施した。なお、成果は『石器の剥離面3次元構造のデータ化と3次元データ解析による使用・剥離痕の解析』@関西大学として、文化財科学会において研究報告を実施した。 (2) GISを基盤とした遺跡データベースの高度情報基盤化に関する研究 21・22年度に計画した(2)の課題について、特に日本の縄文時代遺跡を取り上げ、弥生時代までの通時代的な遺跡立地に関する高度情報基盤を構築した。具体的には、近畿地方以西の縄文時代遺跡発掘調査報告書をデータ化し、その立地の時間変遷や分布位相評価を実施した。結果として、成果は、23年度の日本考古学協会で報告予定である(『西日本における縄文時代遺跡の時空間動態解析』@國學院大學)。 (3) 文化動態のモデル化に関する研究 22年度に計画した文化動態のモデル化に関する研究では、特に、先の物質文化の形状類似性や遺跡の時空間動態の解析結果を踏まえ、非直接的生業関連事象のモデル化が重要と考え、「呪術」の数理モデル化を実施した。結果は23年度の文化財科学会で報告予定である(『無形文化財としての「呪術」の分析手法の開発』@筑波大学)。
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Report
(3 results)
Research Products
(24 results)
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[Journal Article]2010
Author(s)
津村宏臣
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Journal Title
ユーラシア古代都市・集落の歴史空間を読む(のうち「貝塚遺跡の繁栄」を執筆担当)(宇野隆夫編著)(勉誠出版)
Pages: 161-176
Related Report
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[Journal Article]2009
Author(s)
津村宏臣
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Journal Title
経済からの脱出〔シリーズ来るべき人類学2〕(のうち、「先史・古代経済への接近」を執筆担当)(織田竜也、深田淳太郎編)(春風社)
Pages: 196-214
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