日中間のソフトウェア共同開発に関する研究 -パートナー型モデルの可能性を探る-
Project/Area Number |
20653022
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Business administration
|
Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
西倉 高明 大阪市立大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (10198450)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 信弘 大阪市立大学, 大学院・経営学研究科, 准教授 (40305610)
|
Project Period (FY) |
2008 – 2010
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
|
Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2010: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2008: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
|
Keywords | オフショア開発 / 共同開発 |
Research Abstract |
本研究は、日本と中国のソフトウェア企業への聞き取り調査と、その調査結果を分析することを通じて、日中間のソフトウェア共同開発に関する新しい開発方法を探究した。この開発方法は、日本と中国とが緊密に意思疎通を行うことで、より品質の高いソフトウェアを開発することを目指すものである。本年度は本研究の最終年度に当たり、その開発方法が実現するための条件を解明した。 本研究が明らかにしたように、こうした開発方法が実現するための諸条件を満たしている、あるいは今後満たそうとする企業は増えることと思われる。これにより、日中間のソフトウェアのオフショア開発が今後も拡大していくことが予想される。そのため、長期的に見れば、日本のソフトウェア開発におけるオフショア開発の重要性はますます高まるであろう。 したがって、こうした諸条件が整っていない企業に、どうしたらそれを整えるようにできるかが重要となる。本研究は、その点についても分析している。 以上の分析を今後より一般化し、多くの企業に適用することにより、日中間のソフトウェアのオフショア開発をよりスムーズに行うことができるようになると思われる。オフショア開発は日本のソフトウェア産業にとってますます重要になるとともに、他の多くの産業もそれを活用することとなる。このため、本研究を発展させることで、オフショア開発を通じて日本のソフトウェア産業活性化に貢献することができるであろう。
|
Report
(3 results)
Research Products
(16 results)