短時間(数年)で変動する巨大(数光年の空間サイズ)X線天体の探査
Project/Area Number |
20654019
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Astronomy
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
小山 勝二 京都大学, 理学研究科, 名誉教授 (10092206)
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Project Period (FY) |
2008 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2010: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2008: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | X線天体 / すざく / 超新星残骸(SNR) / X線反射星雲(XRN) / 銀河中心 / SNR / XRN / 銀河 / X線 / 超新星 / 反射星雲 / ブラックホール |
Research Abstract |
1)「すざく」のKey-ProjectとしてMixed-Morphology SNRの系統的観測を行い、その結果の解析から、G359.1-0.5,W28,W44から明白な過電離プラズマを発見した。これらは初期に超新星残骸進化の初期になんらかの理由で過電離プラズマが形成され、その後の進化=再結合プロセスの途中にある状態として説明できた(論文1,3)。これは超新星残骸の進化の新たなシナリオを提唱するものである。 2)「すざく」のKey-Projectとして銀河中心領域のMapping観測を行い。その結果の解析から、特異な超新星残骸を発見した(論文2)。 3)銀河中心付近から、中性鉄以外に、硫黄、アルゴン、カルシウム、ニッケルからのK殻X線を発見し、X線反射星雲説を確かなものにした。 4)X線反射星雲Sgr B2の数年間の時間変動を確定し、銀河中心の巨大ブラックホール(Sgr A*)に数百年前大爆発があったことを裏付けた。
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Report
(3 results)
Research Products
(24 results)