軟弾性体微細構造セルによる2次元圧力計測法の開発と展開
Project/Area Number |
20656034
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Fluid engineering
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Research Institution | Saitama University |
Principal Investigator |
平原 裕行 Saitama University, 理工学研究科, 教授 (20201733)
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Project Period (FY) |
2008 – 2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2008: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | 流体計測 / 圧力計測 / 2次元計測 / 光計測 / スペックル法 / 軟弾性体 / センサー / ゲル |
Research Abstract |
平成20年度には、2次元圧力計測を行うセンサー部分(圧力センサーセルマトリックスと呼ぶことにする.)の基礎開発を行い基礎的な計測方法を選定した.本年度は下記の成果が得られた。 (1)比較的大型のセンサーマトリックスをもとにして、圧力の基本計測手法を確立した.昨年度に確認された圧力計測の精度(10Pa)、ならびに計測範囲(500Pa)を確認し時系列データを取得した.基板の材質をさらに調査し、最適な材料の選定を行った. (2)大型センサーマトリックスを用いた実験で、各セルの時系列データを取得し、これをヒルベルト変換することによって位相解析を行い,時系列データを得た。得られた時系列データに対して、時間応答、周波数応答に関して検討した。データのサンプリングは1000Hzで行い,解析し,十分な分解能を得た. (1)および(2)によって確認された計測法を噴流の計測に適応して,その実用性について検討した.計測結果は数値シミュレーションの結果と比較し,計測点において,ほぼ10%程度の精度で圧力が測定されていることが確認され,本手法の基礎手法が確立できた.
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)