照射放射線量の吸収線量空間分布制御による反応場のデザインと反応プロセスの開拓
Project/Area Number |
20656129
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Reaction engineering/Process system
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
土橋 敏明 群馬大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30155626)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 隆夫 群馬大学, 大学院・工学研究科, 教授 (80200814)
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Project Period (FY) |
2008 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2010: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2009: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | 放射線 / 選択性 / 相分離 / ミセル / 微粒子 / 反応場 / 空間分布 / フィルター法 / マイークロカプセル / ガンマ線 |
Research Abstract |
(1)ガンマ線高吸収性微粒子の最適作製条件のさらなる検討を行なった。すなわち、水溶性金属ナノ粒子を含むマイクロカプセル、疎水性金属ナノ粒子及び油性ヨード化微粒子を含むマイクロスフィアの調製を、温度、濃度、攪拌速度をパラメータとして行い、微粒子からの漏洩がなく、安定な状態を長時間保持できる条件を決定した。この過程で得られた微粒子は、本研究の目的である秩序構造を持つ材料のテンプレートとなるだけでなく、診断用途あるいは治療用途にも適用可能であることが新しく見出された。 (2)得られた微粒子を透過型電子顕微鏡とX線CTを用いて観察し、形態や大きさのコントロールが可能であることが確かめられただけでなく、ガンマ線あるいはX線を効率よく吸収する材料であることが確かめられた。 (3)ガンマ線高吸収性微粒子を含有するガンマ線架橋型高分子の濃厚溶液にガンマ線を照射することにより、局所的な架橋密度に分布を持つ材料が形成される、ガンマ線線量及び高分子濃度に関する条件について検討した。
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Report
(3 results)
Research Products
(12 results)