Project/Area Number |
20657041
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Developmental biology
|
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
小椋 利彦 Tohoku University, 加齢医学研究所, 教授 (60273851)
|
Project Period (FY) |
2008 – 2009
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
|
Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
|
Keywords | 心機能 / ダイナミクス / 心拍動態 / 力学モデル |
Research Abstract |
ゼブラフィッシュ心臓のダイナミクス新しい顕微鏡システムを導入し、心臓の任意の位置で共焦点断面像を連続取得し、高速撮影によって収縮から拡張にかけて心臓内/外径を正確に測定した。また、心臓の個々の心筋細胞の大きさの変化を計測した。心臓特異的プロモーターにつないだEGFP遺伝子によって、心筋細胞をラベルし、高速フレーム撮影によって観察した。まか、細胞分裂の頻度を観察し、心臓内でのその分布を測定した。アクチン骨格の心拍に伴う変形動態ゼブラフィッシュ心臓のアクチン骨格は、心房と心室で大きく異なり、この特徴的構造の形成は心拍に依存していた。この構造が発生過程にどのように発達してくるかを諸段階の心臓を染色して画像取得し、3D化した。また、心房、心室の骨格の形態的差を明確化した。血流の測定(全身血管、心臓内)血球細胞の一部を蛍光ラベルする手法を確立し、蛍光下で観察することで、全身の血管を動く血球細胞の速度、循環時間などのデータを取得し、心臓内の血球の移動速度、その心拍に伴う変化などを測定することに成功した。また、高性能のカメラによって、心臓内の血流の速度と方向を詳細に観察,測定する方法を確立した。肉柱形成のモデリング心拍によって心筋-心内皮間に力学的なひずみが生じていることが明らかとなり、これが肉柱の形成に関わっていることが示唆されたため、その力学モデルの構築の基礎を樹立した。
|