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鳥獣被害の発生構造の計量的分析とそのモデル化

Research Project

Project/Area Number 20658055
Research Category

Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Irrigation, drainage and rural engineering/Rural planning
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

守田 秀則  岡山大学, 大学院・環境学研究科, 准教授 (60239663)

Project Period (FY) 2008 – 2010
Project Status Completed (Fiscal Year 2010)
Budget Amount *help
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,900,000)
Fiscal Year 2010: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2009: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2008: ¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Keywords鳥獣被害 / モデル / GIS / リモートセンシング / 水田 / 土地利用 / 里山 / 休耕 / 選地 / 農業工学 / 環境技術 / 農地 / イノシシ
Research Abstract

本研究課題は里地里山の環境変化と鳥獣被害の関係を,マクロ,メソ,ミクロの異なる空間階層ごとに明らかにし,それらの関係を数学的にモデル化することを試みるものであるが,1年目にはマクロレベルとミクロレベルの分析を,2年目にはメソレベルの分析を行った。3年目となる本年度は,各空間レベル(3階層)のモデルの統合を試みる予定であったが,上位階層のデータが得られにくいことから,実効的な統合モデルの作成は困難であると考えられた。
一方,近年の鳥獣被害の台頭は土地利用変化が大きな要因であると指摘されているところであり,特に,休耕地の増加や水田の作付体系の多様化が大いに関係していると考えられることから,土地利用変化と鳥獣被害の関係をマクロレベルのような広い範囲で分析することは,3階層の統合モデルの作成と同等に意義深いものであると考えられる。特に,近年は衛星リモートセンシング技術とGISの進歩により,広い範囲の土地利用状況を高い精度で把握することが可能となってきつつある。
そこで,衛星画像による水田の作付時期の判別がどの程度可能であるかについて,予察的な分析を行うこととした。結果として,中解像度の光学センサーであれば,かなりの精度での判別が期待できるが,田植え時期は晴天日が少ないため,観測機会が少ないという欠点があること,また,マイクロ波センサーであれば,観測が天候には影響されない利点があるものの,判別精度が低いという欠点があることが分かった。そこで,高頻度観測衛星による水面率の推計を試みたところ,湛水実績と推計値は比例関係にあり,高頻度観測衛星を補完的に用いることで精度の向上が期待できると考えられた。

Report

(3 results)
  • 2010 Annual Research Report
  • 2009 Annual Research Report
  • 2008 Annual Research Report

URL: 

Published: 2008-04-01   Modified: 2016-04-21  

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