コンパニオンアニマルにおける疾病マーカー開発のための基本戦略の確立
Project/Area Number |
20658074
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Clinical veterinary science
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Research Institution | Rakuno Gakuen University |
Principal Investigator |
寺岡 宏樹 Rakuno Gakuen University, 獣医学部, 教授 (50222146)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
遠藤 大二 酪農学園大学, 獣医学部, 教授 (40168828)
廉澤 剛 酪農学園大学, 獣医学部, 教授 (70214418)
谷山 弘行 酪農学園大学, 獣医学部, 教授 (90133800)
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Project Period (FY) |
2008 – 2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2008: ¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
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Keywords | コンパニオンアニマル / ディファレンシャル・ディスプレイ法 / トランスクリプトーム / マウス / イヌ / 腫瘍 |
Research Abstract |
昨年度までの条件設定の結果を反映させて設計したマウスで報告されているUnigene上に存在する反復倒置配列を特異配列として設計した8merのDOPプライマーセットを用いて、イヌの腫瘍組織に関して発現量を顕著に変化させるトランスクリプトームを予備的に解析した 1) イヌ組織由来のcDNAについても、DOP-PCRで再現性の高い複数の明瞭なバンドが得られた。 2) イヌから得た3種類の腫瘍組織サンプル(膀胱移行上皮癌、肺腺扁平上皮癌、肝細胞癌)では、正常組織サンプルと比較して3者に共通して発現が減少あるいは増幅した3種および2種の遺伝子が検出された。これらの遺伝子は既にDNAシークエンスにより特定しているが、これらが他の腫瘍組織でも発現を変化させるか否かを現在検討している。 本研究において開発した反復倒置配列を特異配列としたDOPプライマーを用いたディファレンシャル・ディスプレイ法は、コンパニオンアニマルの腫瘍マーカー探索などに利用できる可能性が示唆された。
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Report
(2 results)
Research Products
(16 results)