医学生・研修医の進路決定プロセスと医師の職業選択の要因に関する探索的研究
Project/Area Number |
20659084
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Medical sociology
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Research Institution | Tokyo Medical University |
Principal Investigator |
大滝 純司 東京医科大学, 医学部, 教授 (20176910)
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Project Period (FY) |
2008 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2010: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2009: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | 医学教育 / 医師の進路決定プロセス / 医師の職業選択 |
Research Abstract |
本年度は、第2回面接調査とグループインタビュー調査の実施、本研究の取りまとめ作業を行った。 1. 収集した資料の取りまとめ (1) 図書館やデータベースなどを利用し、論文や調査報告書を継続して収集した。 (2) 報告資料や論文執筆のため、収集した資料の取りまとめ作業を行った。 2. 第2回面接調査の実施 (1) 第一回面接調査の被験者を対象に、追跡調査のため、第2回目の面接を行った。本調査への同意を得られた研修医は、17名であった。 (2) 診療科選択のプロセスなどのデータが得られており、逐語記録を作成した。 3. 地方の研修医を対象にしたグループインタビュー調査の実施 (1) 面接調査の対象者が都市部の研修医に偏ってしまったため、地方の研修医の意識を探るために、グループインタビュー調査を追加実施した。調査への協力を得られた地方の大学病院において、7名の研修医を対象に調査を行った。インタビューの内容は、医師の職業イメージ、職業選択の動機などである。 (2) インタビューの逐語記録を作成し、結果の分析を進めているところである。 4. 第1回と第2回の面接調査、インタビュー調査の結果分析と本研究の取りまとめ 面接調査の結果についてテキスト分析ソフトを用いて、クラスター分析、コレスポンデス分析行った。「医師としての立場」と職業の早期決定との関連性などが明らかになった。インタビュー調査の結果についても同様の分析を実施し、都市と地方の研修医の意識の差異について、さらなる分析を進める予定である。得られた知見を取りまとめた報告資料を作成中であり、成果を学会にて発表予定である。
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)