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移植肺臓器へのストレスの定性・定量

Research Project

Project/Area Number 20659243
Research Category

Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Anesthesiology/Resuscitation studies
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

篠塚 典弘  Chiba University, 医学部附属病院, 講師 (80261907)

Project Period (FY) 2008 – 2009
Project Status Completed (Fiscal Year 2009)
Budget Amount *help
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2008: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Keywords肺移植 / ストレス / VIPタンパク / 移植肺 / ストレスタンパク / 人工呼吸
Research Abstract

肺移植における肺臓器のストレスは移植肺の正着に大きく影響すると言われており、ストレス軽減が肺移植の成功に大きく寄与すると考えてられている。通常の過換気による肺ストレスを野生のマウスとストレスに弱いと考えられる変異KDEL受容体トランスジェニックマウスにおいてストレス定量することでストレスの定量とその対策について実験する計画であったが、機器の故障のため新しく実験システムを組み直す必要が生じた。新しい実験システムにおいて人工呼吸下に動脈ライン留置を行い、2時間の過換気を行ったが高率に(8例中8例)循環不全を起こし、2時間まで人工呼吸での維持ができなかったため、一旦変異KDEL受容体トランスジェニックマウスの作成を止めることとした。システムを見直した結果、一回換気量を調整することで4時間まで人工呼吸を行うことができるようになった(5例中5例)が、トランスジェニックマウスの作成に時間がかかるため(3ヶ月以上)一旦野生のマウスでの呼吸ストレスの耐性試験を先に行うことにした。まず薬剤としては麻酔薬(プロポフォールなどの静脈麻酔薬)や人工呼吸として液体換気の影響を調査する予定であったが、ストレスの予防としてβブロッカーの使用による抗炎症作用が組織ストレス予防により効果があるのではと示唆を受けたためその検討を始めた。血圧のコントロールは補液により可能と考えてβブロッカーを持続静注することとした。血圧のコントロールに難渋することが多かったが、血圧を維持できずに実権を完遂できないことや、薬剤(カテコラミン)の使用が必要になることがないためβブロッカーによるストレス軽減の実験を進めるべく、トランスジェニックマウスの作成を待っている状態である。

Report

(2 results)
  • 2009 Annual Research Report
  • 2008 Annual Research Report

URL: 

Published: 2008-04-01   Modified: 2016-04-21  

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