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高次脳機能障害患者の性格変容に関する基礎研究

Research Project

Project/Area Number 20730448
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Clinical psychology
Research InstitutionKagoshima University

Principal Investigator

筒井 順子  Kagoshima University, 医学部・歯学部附属病院, 助教 (20363624)

Project Period (FY) 2008
Project Status Completed (Fiscal Year 2008)
Budget Amount *help
¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Keywords高次脳機能障害 / 性格変容 / 行動特性 / 認知機能検査 / 介護者 / 調査面接
Research Abstract

高次脳機能障害患者が記憶や注意集中などの認知機能の障害を抱えていることは社会的にも認識されつつあり、その評価法や対応法に関する研究は積極的に行われている。一方、これらの患者においては「性格変容(personality change)」が認められることも多く、介護者をはじめとして患者を取り巻く周囲の人々にとっては大きな問題となっている。しかし、この領域における知見は記述的なレベルのものにとどまっており、高次脳機能障害による性格変容に関する定性的および定量的評価を可能にする尺度は存在しない。本研究ではこれまで「性格変容」と捉えられてきた患者の発症あるいは受傷後の変化について「どのような場面で」「どういう反応をするようになったか」という具体的な行動特徴として把握し、包括的な情報収集を行い、定性的・定量的な評価方法を確立することが目的であった。さらにこれらの具体的な性格変容と従来行われている認知機能検査および画像診断の関連を検討していく予定であった。これまでに学会などでリハビリテーションや家族への心理教育の際に必要となる情報の性質について資料を収集した。また研究主旨を説明したパンフレットを作成し、主治医などに本研究への協力を依頼した。さらに調査プロトコルに基づき本研究の対象者候補を選定し、介護者に対する調査面接を外来診察の流れの中で行う方法を外来医と検討し、おおよその手続きを確立した。

Report

(1 results)
  • 2008 Annual Research Report

URL: 

Published: 2008-04-01   Modified: 2016-04-21  

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