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オオヒメグモ初期胚発生に関わる細胞間シグナル系の網羅的探索

Research Project

Project/Area Number 20770189
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Developmental biology
Research InstitutionJT Biohistory Research Hall

Principal Investigator

小田 康子 (秋山 康子)  生命誌研究館, 研究員 (80426650)

Project Period (FY) 2008
Project Status Completed (Fiscal Year 2009)
Budget Amount *help
¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Keywords発生・分化 / 進化 / シグナル伝達 / 遺伝子
Research Abstract

オオヒメグモでは胚発生において細胞間シグナルが重要な働きをする。本研究では、オオヒメグモを用いて体軸形成や胚葉形成に関わる細胞間シグナル分子、膜分子を網羅的に同定し、機能解析し、初期発生に関わる細胞間相互作用の全貌を明らかにすることを目的としていた。20年度においては、まず、シグナル・シーケンス・トラップ(SST)法を用いたパイロット・スクリーニングにより得られた陽性クローン(分泌タンパク質、膜タンパク質をコードする可能性のある候補遺伝子)の配列情報とDNAを整理、管理することを行った。100万の重複をもつライブラリーのスクリーニングにより得られた陽性クローンは、約200のクラスターを成すことが分かった。クローンの塩基配列に対して相同性検索を行ったところ細胞膜で働くプロテアーゼ、接着因子、分泌因子等が多数含まれていることが分かった。多検体のin situハイブリダイゼーションによる発現解析も進めたが、領域特異的なパターンは得られなかった。これに関しては方法論をもう一度見直す必要があると考えている。さらに、細胞間シグナルが伝達されると細胞内での局在が変わるタンパク質に対する抗体の作製も行った。この抗体では胚を染色できることが分かり、今後の陽性クローンの機能解析に有効に利用できると考えている。今後はRNAiによる機能解析と、新たなライブラリーを用いたSSTスクリーニングを行い、より網羅的な解析へと広げていく予定である。オオヒメグモの初期胚という非常にシンプルな実験系で、細胞間の相互作用を解析する土台を作ることができた。

Report

(1 results)
  • 2008 Annual Research Report
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      http://www.brh.co.jp/

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Published: 2008-04-01   Modified: 2016-04-21  

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