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IL-23を介したTh17細胞誘導機構の構造生物学的解明

Research Project

Project/Area Number 20870032
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Structural biochemistry
Research InstitutionKumamoto University

Principal Investigator

池鯉鮒 麻美  熊本大 (20452906)

Project Period (FY) 2008
Project Status Completed (Fiscal Year 2009)
Budget Amount *help
¥3,302,000 (Direct Cost: ¥2,540,000、Indirect Cost: ¥762,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,742,000 (Direct Cost: ¥1,340,000、Indirect Cost: ¥402,000)
Keywordsサイトカイン / 構造生物学
Research Abstract

本研究はIL-23RおよびIL-23/IL-23R複合体の結晶化・構造解析を行い,IL-23と特異的な受容体であるIL-23Rの認識機構を構造生物学的に解明することを目的としている.
IL-23受容体はIL-12と共有されているIL-12RSS1と特異的なIL-23Rからなる.現在,IL-23Rの発現・精製法の確立し,結晶化条件の検討を行っている.IL-23は,p19とp40がジスルフィド結合を介してヘテロ2量体を形成している.IL-23は動物細胞を用いて発現させた後,種々のカラムを用いて精製を行った.精製法を確立したIL-23とIL-23Rを等モル比で混ぜ,結晶化サンプルとした.結晶化スクリーニングはQiagen社の結晶化スクリーニングキットを用いて行った.その結果,構造解析に適した結晶を得ることに成功した.回折実験はつくば市の放射光実験施設に於いて行い,2.6A分解能までのデータを収集した.構造解析は最近,2つのグループによって報告されたIL-23の構造をサーチモデルとして用いて分子置換法により行った.その結果,得られた結晶はIL-23単独の結晶であることが明らかとなった.この結晶は他のグループとは異なる空間群P6_1に属し,非対称単位中にIL-23を1分子含んでいるものであった.現在,得られた初期構造を基に構造の精密化を行っている.
IL-23は炎症性大腸炎・結腸炎・クローン病・乾癬など種々の炎症性疾患に関わっていることから,創薬のターゲットとして注目されている.そのため,本研究により得られる知見は,IL-23をターゲットとした抗炎症薬開発の手掛かりとなることが期待できる.

Report

(1 results)
  • 2008 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2008

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] T細胞分化機構の構造生物学的研究2008

    • Author(s)
      池鯉鮒 麻美
    • Organizer
      特定領域研究「生体超分子構造」第5回公開シンポジウム
    • Place of Presentation
      つくば国際会議場(エポカルつくば)
    • Year and Date
      2008-12-19
    • Related Report
      2008 Annual Research Report

URL: 

Published: 2008-04-01   Modified: 2016-04-21  

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