Bilateral approach using post-genomics and genome editing to elucidate wood decomposition system
Project/Area Number |
20F20092
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Review Section |
Basic Section 40020:Wood science-related
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
本田 与一 京都大学, 農学研究科, 教授 (70252517)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
NGUYEN DONG 京都大学, (連合)農学研究科(研究院), 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2020-07-29 – 2023-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2022: ¥100,000 (Direct Cost: ¥100,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 木材腐朽菌 / 白色腐朽 / リグニン分解 / 白色腐朽菌 / 遺伝子発現制御 |
Outline of Research at the Start |
木材腐朽菌の木質分解系酵素をコードする遺伝子の発現を制御する転写因子について、ポストゲノミックス解析を用いて候補遺伝子の選抜を行い、ゲノム編集技術を用いた破壊株の作成を行う。単離した遺伝子破壊株を用いて、木片の分解時にどのような転写制御系の変化があるかについてトランスクリプトーム解析ならびに残存木片内の成分解析を行う。一方で、mnp3やcel6の発現を誘導する マンガン反応配列や結晶性セルロース反応配列に結合するタンパク質の同定を試みる。こうした上流及び下流の両面からのアプローチにより木材分解系の制御システムの解明を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、選択的リグニン分解菌Ceriporiopsis subvermisporaによる木材分解機構解明を目的とする。従来の研究は、ポストゲノム解析などで全体像を解析するも、結局具体的な木質分解系の制御を解明することはできなかった。本研究では、これまでに解明してきた木材腐朽菌のプロモーター解析系の知識と技術を用いて結晶性セルロースなどの環境中の刺激に対応して発現制御されるプロモーター上のシスエレメントの解析を進めた。具体的には、遺伝子ターゲッティングを用いたルシフェラーゼ活性の測定によるプロモーターアッセイ系を用いて、ヒトヨタケにおいてcel6の遺伝子発現を誘導するプロモーター内の結晶性セルロース反応配列を含む領域を同定した。また、選択的リグニン分解菌Ceriporiopsis subvermisporaで様々な芳香族化合物の添加によりリグニン分解酵素系が導されることを初めて組織的に解析し本遺伝子の特定の芳香族化合物による、誘導の条件を解明した。また、令和4年度は、7月末にて研究機関が終了する予定であったため、これまでに得られたデータの再現性を確かめて、論文化を見据えたデータの取りまとめを行った。現在、外国人特別研究者本人は任期を全うし本国に帰国しているが、これらの成果をまとめて、2つの論文を執筆中であり、うち一つについては推敲が進み、近々投稿できる予定である。もう一報については、現在本文を執筆しているところであり引き続き、投稿を見据えて完成を目指したい。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(4 results)