Synthesis of oxygen-substituted Al anion bearing reaction space and its application
Project/Area Number |
20F20337
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Review Section |
Basic Section 34010:Inorganic/coordination chemistry-related
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
山下 誠 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (10376486)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
FENG GENFENG 名古屋大学, 工学(系)研究科(研究院), 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2020-11-13 – 2023-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2022: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2021: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | アルミニウム / アニオン / 求核性 / 低酸化数 / 前周期金属 / ジアミン / 希土類 / ジシラノール |
Outline of Research at the Start |
本研究では、大きな反応空間を有するAlアニオンを合成し、その性質を探る。研究全体としては、そのAlアニオンの合成の検討、これを用いるAl-9族金属結合を持つ錯体の合成と性質の解明、Al置換ランタノイドおよびアクチノイド化合物の創製と小分子との反応を各項目に分け、これらに順次着手する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では窒素原子が置換したアルミニウムアニオンを新しく合成することに成功し、これを塩化ジアミノスカンジウム前駆体に対してトランスメタル化することで、今までに存在しなかったAl-Sc結合を有する金属錯体を作り出した。Al-Sc[N(SiMe3)2]錯体は分子内C-H開裂を受け、μ-ヒドリドおよびμ-メチレン配位子が架橋したAl-Sc二核錯体を形成することを見いだした。一方でAl-Sc(NiPr2)2錯体は、ハロゲン化アルキルの存在下でベンゼンと直接反応してアルミニウムが2個付加したシクロヘキサジエン誘導体を与えることも明らかとしている。後者の生成物はラジカル機構によって生成するように見えるが、DFT計算により、臭化アルキルおよびベンゼンと順次反応していくというイオン機構が明らかになった。ここでベンゼンとの反応段階ではベンゼンがScに配位しながらAl求核剤がベンゼンを求核攻撃するというbimetallic機構を含むこともわかった。 また、このアルミニウムアニオンを用いると、今までに合成されたことのないアシルアルミニウムをハロゲン化アルカリ金属付加体の4配位構造として与えた。このアシルアルミニウムはアシルアニオンとしてC=OおよびC=N二重結合を持つ化合物と反応することも見いだしている(論文投稿中)。このアルミニウムアニオンはまた、トランスメタル化により磁性を有するAl-Sm錯体を与えることも見いだしているため、その性質の解明を行ってから論文を投稿する予定である。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(4 results)