Project/Area Number |
20F20358
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Review Section |
Basic Section 21050:Electric and electronic materials-related
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
横田 知之 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (30723481)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
KIM JAE JOON 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2020-11-13 – 2023-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2020: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
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Keywords | ウェアラブルエレクトロニクス / 生体計測 / スキンエレクトロニクス / フレキシブルセンサ / 電子デバイス |
Outline of Research at the Start |
本研究は、非常に薄いナノサイズのメッシュ構造のデバイスに、シールド構造を導入することで、モーションや外部刺激に対して安定した生体信号計測法が可能となる。さらにこの構造は、センサからの信号を精度高くするだけでなく、センサとモジュール間の接続安定性を格段に向上させることができる。そのため、微弱な生体信号をより正確かつ安定して長期的に計測することができるようになり、運動量の計測などへの応用が期待される。
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Outline of Annual Research Achievements |
現在、大学や企業から様々なウェアラブル機器が報告されているが、日常生活で必要不可欠な人間の動作によるノイズ、他の人やものとの接触によるノイズを低減することが課題とされている。我々のグループでは、ナノサイズのメッシュ状に金電極を成膜することで、皮膚に貼り付け可能なナノメッシュ電極を報告してきた。ナノメッシュ電極は、生体との密着性が高いため、モーションアーティファクトに強い電極材料として期待されている。これまでに、開発した非常に薄いナノサイズのメッシュ構造のデバイスに、シールド構造を導入することで、モーションや外部刺激に対して安定した生体信号計測法が可能となった。さらにこの構造は、センサからの信号を精度高くするだけでなく、センサとモジュール間の接続安定性を格段に向上させることができる。そのため、微弱な生体信号をより正確かつ安定して長期的に計測することができるようになり、運動量の計測などへの応用が期待される。 本年度は、特別研究員と受け入れ研究者が共同することで、殺菌作用を持つナノメッシュ電極の開発に成功した。開発したナノメッシュ電極は、金属材料として従来の金ではなく、銅を用いることで殺菌作用を新たに付与することに成功した。このナノメッシュ電極は、生体との密着性が非常に高いために、指や手全体に装着することが可能である。また、ナノメッシュ電極自体が非常に柔らかく薄いために、指に装着することによる人の感覚への影響を西行源にすることが成功した。その結果、温度や圧力といった物理量の変化をとらえつつも、殺菌することが可能なウェアラブルデバイスとなっている。 一連の成果は、一流の国際学術誌に投稿しており、査読者から非常に高い評価を受けており、現在改定作業を行うなど、予想以上の成果を得ることができた。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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