ヘルペスウイルスの増殖・病態発現に関する統合的分子基盤
Project/Area Number |
20H00503
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 49:Pathology, infection/immunology, and related fields
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
川口 寧 東京大学, 医科学研究所, 教授 (60292984)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2021-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥45,240,000 (Direct Cost: ¥34,800,000、Indirect Cost: ¥10,440,000)
Fiscal Year 2020: ¥16,380,000 (Direct Cost: ¥12,600,000、Indirect Cost: ¥3,780,000)
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Keywords | 単純ヘルペスウイルス(HSV) / in depth解析 / 単純ヘルペスウイルス(HSV) |
Outline of Research at the Start |
本研究ではハイコンテンツイメージング解析、CRISPR screening、近接依存性標識法(turboID)、超高感度リン酸化プロテオーム解析、超高感度1細胞RNA-seq解析といった最先端のテクノロジーと既に確立済みの遺伝子改変HSV作製システムや、遺伝子改変細胞・マウス作製システムを組み合わせ、様々なHSV感染現象の多面的解析を遂行する。これらを生体レベルのin depth解析に落とし込み、多階層的知見を「HSVの増殖・病態発現機構の全体像」として統合的に理解する。また、HSV研究から紐解かれるユニークな知見から、従来のウイルス学の枠に捕らわれない新たな生命現象の解明も試みる。
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Outline of Annual Research Achievements |
単純ヘルペスウイルス(HSV)は、最も研究の進展したウイルスの1つであり、今日でもアンメット・メディカルニーズが高いことから、医学上重要なウイルスである。HSV増殖期には、約100種類のウイルス因子が発現し、多機能性蛋白質として、宿主蛋白質と極めて複雑なネットワークを形成することで、子孫ウイルスの産生に適した細胞内環境が生み出される。各HSV因子の驚くべき多機能性のため、HSV研究は、それぞれの感染現象(細胞侵入、粒子形成、細胞内輸送、遺伝子発現、ゲノム複製、免疫応答、病原性等)ごとに高度に細分化されている。一方、HSV研究における普遍的な問いである「HSVの増殖・病態発現機構の全体像」は「複雑な感染現象の総和」と言える。したがって、「細分化された個別の感染現象」(細胞侵入、粒子形成、細胞内輸送、遺伝子発現、ゲノム複製、免疫応答等)を、個々の研究者が各々の実験系で解析するだけでは、「HSVの増殖・病態発現機構の全体像」の解明には至らない。本研究では、研究代表者が長年の基礎研究で蓄積してきた様々なHSVに感染現象に関する世界トップレベルの知見を基盤に、先端的テクノロジーにより紐解く様々な感染現象を生体レベルのin depth解析に落とし込み、多階層的知見を「HSVの増殖・病態発現機構の全体像」として統合的に理解していくことを目的とする。今年度は、様々な感染現象解析の基盤となる機器を整備し、また、各種変異ウイルス、各ウイルス因子発現プラスミドや抗体等、研究試料の作製に着手した。さらに、計画しているスクリーニングを順次開始した。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)