Project/Area Number |
20H00506
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 49:Pathology, infection/immunology, and related fields
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
審良 静男 大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 特任教授(常勤) (50192919)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
前田 和彦 大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 特任准教授(常勤) (20332869)
田中 宏樹 大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 特任助教(常勤) (50747920)
國吉 佳奈子 大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 特任助教(常勤) (70747881)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2021-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥44,720,000 (Direct Cost: ¥34,400,000、Indirect Cost: ¥10,320,000)
Fiscal Year 2020: ¥10,790,000 (Direct Cost: ¥8,300,000、Indirect Cost: ¥2,490,000)
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Keywords | Regnase-1 / mRNA産生制御 / 代謝調節 / 組織恒常性 |
Outline of Research at the Start |
我々は、以前の研究で炎症性サイトカインIL-6mRNAを分解するRNA分解酵素Regnase-1を同定した。その後Regnase-1は、IL-6だけではなく多くの炎症・免疫応答に関わるmRNAの産生制御に関わっている調節遺伝子であることを明らかにした。一方、線虫においてこの遺伝子は体内の脂肪量の制御に関わっており、哺乳動物においてもmTORのような代謝経路を制御する重要な遺伝子の機能も制御することも示唆された。本研究では、各種組織におけるRegnase-1によるmRNA産生制御機構の解明を通じて、Regnase-1の機能の全貌を明らかにすることを目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、これまで報告されていない組織・細胞種におけるエンドリボヌクレアーゼRegnase-1の役割や、Regnase-1自身の多彩な制御メカニズムを明らかとしていくため、以下のことを推進した。 1.新規Cre誘導性マウスの導入、CRISPR/Cas9システムによる新規Regnase-1変異マウス作製、アデノ随伴ウイルスを用いた局所移入法、コロニー拡張、ホモ化を図った。 2.上記新規マウスおよび維持系統マウスから、免疫細胞および非免疫細胞における表現型の解析及びRegnase-1の制御因子探索を進めるため、質量分析、RNA-seq、シングルセル解析、CyTOFマスサイトメトリーを活用した解析プラットフォームの拡充を図った。病態との関係性を検討するため、非コードRNAやRNA修飾経路も含めた多面的な分析を進めた。 3.Regnase-1との接点を鑑みつつ、mRNA安定性制御の理解に繋がる新規機能分子や制御経路の探索を推進した。候補因子群が直接的あるいは間接的な関与としての位置づけなのか、個別解析と遺伝子欠損マウス作製も含めて検討した。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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