Project/Area Number |
20H00712
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1170:Education, sociology of education-related
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
Ohgata Yusuke 広島大学, 附属福山高等学校, 教諭
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Project Period (FY) |
2020-04-01 –
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥480,000 (Direct Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2020: ¥480,000 (Direct Cost: ¥480,000)
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Keywords | 里山 / サイエンスツーリズム / サウンディング調査 / サイエンスコミュニケーション / 地域共創 / 持続可能 / 中山間地域 / 産官学連携 |
Outline of Research at the Start |
広島県東広島市福富町民や近隣の大学と協働しながら, 地域活性化に貢献する「持続的な科学コミュニケーション活動のあり方」について研究を進める。具体的には, 一般市民向けの「福富町の資源や人材を活用した地域共創型サイエンスワークショップ」の開発を進め, それを「域学連携による地域共創事業」として提案し, ホームページや広報誌などによる全国発信を目指す。
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Outline of Final Research Achievements |
2020年12月13日(日)に,東広島市福富町の里山の生態系について学ぶサイエンスワークショップを実施した。ワークショップ後のサウンディング調査にて,里山の地域資源や人材をどのように活かせば地域創生に貢献できるかを考えた。 その結果,沼田川上流域の里山の生態系は貴重な観光資源であり,かつ人々と自然の持続可能な共生を考えるためのよい学習の場であることがわかった。 将来的に地場産業や自治体,学校,そして地域の方々と良質なパートナーシップを形成し,地域共創の一助となる里山の自然環境について学ぶ「サイエンスツーリズム」を開発していきたいと考えている。
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
研究成果の社会的意義は以下の通りである。 ①沼田川上流域の住民や地元企業,自治体および大学等がサイエンスコミュニケーション(SC)活動の一翼を担うことで,地域の活性化に積極的に関わろうとし,次世代の地域の創造者となっていくこと。②各ステークホルダーとツアー参加者,サイエンスコミュニケーターとの対話(サウンディング)によって,科学的に裏付けされた持続可能な地域共創事業モデルが創出できること。 特に,サウンディングにて地域共創事業としてのサイエンスツーリズムの創出を試みる点に新規性がある。
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