Project/Area Number |
20H00838
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1190:Special needs education-related
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Research Institution | 飯塚市立飯塚小学校 |
Principal Investigator |
SUGIMOTO YOKO 飯塚市立飯塚小学校, 小学校教諭
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Project Period (FY) |
2020-04-01 –
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥480,000 (Direct Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2020: ¥480,000 (Direct Cost: ¥480,000)
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Keywords | 特別支援教育 / 漢字教材 / 通常の学級 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、漢字学習が一層難しくなる第5学年で、個々の困難に応じた指導を継続的体系的にまとめた指導プログラムや支援教材を作成し効果的な支援の在り方を明らかにすることを目的としている。
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Outline of Final Research Achievements |
一斉指導の中で個々の困難に応じた支援が可能となる新出漢字の支援教具の開発、指導方法の工夫をした。指導方法は、読みの先行学習から始め、支援教具は『イラスト付き漢字カード』『運筆の方向体感ボード』等がある。支援教具を活用した指導やゲームなどの活動を通して、読みや意味理解を確かにしていった。これらを通して、漢字を覚えることや書くことに抵抗があった児童が、漢字練習に意欲的に取り組むようになっていった。種々の支援教具が使われたことで、児童の学習意欲が高められ、教師も画一的な指導から実態に応じた指導に切り替えるなど、指導に工夫が加えられるようになった。
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
小学校での漢字指導は、学年が進むにつれて難しくなる傾向がある。漢字の読み、書き、意味理解は全ての学習の基礎基本であり、日々の授業の中でそれが深い学びをもたらし、考えを広げることにもつながると考える。これは、学校生活だけでなく社会人となった後も生活を支える重要な部分である。 小学校での漢字学習を通して、児童が自分に合った学び方を見つけ、漢字学習に取り組むことで、将来にわたり児童が必要とする知識・技能の獲得にもつながり、豊かに生きていく力を支える一歩となっていくと考える。
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