高専スペースアカデミアの活動を通じてのフィードバック型PBL実験の構築
Project/Area Number |
20H00843
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1200:Educational technology-related
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Research Institution | Kagawa National College of Technology |
Principal Investigator |
MURAKAMI Hiroshi 香川高等専門学校, 技術教育支援室, 国立高等専門学校技術職員
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Project Period (FY) |
2020-04-01 –
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥250,000 (Direct Cost: ¥250,000)
Fiscal Year 2020: ¥250,000 (Direct Cost: ¥250,000)
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Keywords | マイコン / PBL実験 |
Outline of Research at the Start |
高専スペースアカデミア(以下 : アカデミア)の活動を通じて得られたノウハウを活用する、フィードバック型PBL実験(Feedback Type PBL略 : FPBL)の構築を行っていく。アカデミアの活動では缶サットの姿勢制御・データ通信処理といった複合技術を学習する経験が得られ、それらの経験を本校の実験にフィードバックすることにより、学生からの実験改善要望を解決していく。アカデミアの活動と並行して構築するこのFPBLは、活動の経験・課題発見が即時に実験内容に反映されるため、実験の改善に非常に有効なものである。
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Outline of Final Research Achievements |
高専スペースアカデミアの活動で得られた技術や経験を実験の高度化に対する改善要望に活用するための検証を行った。まず、実験で使用するRaspberryPiの設定・操作手順のドキュメント化を行った。次に、実験の課題で用いる超音波距離センサと加速度センサの設定を確認後、具体的な課題として水位監視と姿勢検知を事例に検証を行った。現在、これらの検証作業をもとに実験室内での環境整備を整えている状況である。「第26回 高専シンポジウム」において、ここまでの研究成果を報告した。
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
本研究では、高専スペースアカデミアの活動で得られたノウハウを活用して、実験の改善要望を解決するためのフィードバック型PBL実験(略:FPBL)の研究を行った。研究期間内において、水位監視と姿勢検知についての検証作業を行った。この検証によって超音波距離センサと加速度センサに関連した、新たな実験課題の導入が可能となった。 アカデミアの活動と並行しながら構築していくFPBLは、活動での経験と技術習得が即時に実験内容に反映できる特徴があり、実験の改善に非常に有効なモデルとなることが期待される。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)