Project/Area Number |
20H00870
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1200:Educational technology-related
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Research Institution | Kushiro National College of Technology |
Principal Investigator |
INAMORI Sakae 釧路工業高等専門学校, その他, 技術職員
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Project Period (FY) |
2020-04-01 –
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥420,000 (Direct Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2020: ¥420,000 (Direct Cost: ¥420,000)
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Keywords | デバイス端末 / 協調作業 / 学生支援 / 学生実験 / デバイス活用 / 協調学習 |
Outline of Research at the Start |
これまで基礎知識不足により協働作業が苦手な学習者を支援する実験ナビシステムの開発・運用をしてきた. その運用過程で, 測定器の選択ミスや測定範囲外による測定ミスが多く見られた. その結果, 不備の多いデータとなるため, レポートの再提出になる学習者が多かった. そこで本研究では, 学習者の実験取組み状況や理解度に合わせて, 支援内容をリアルタイムに変更可能な実験支援システムの開発を行う.
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Outline of Final Research Achievements |
本研究では,学習データより実験補助情報を生成提示する実験支援システムと「e-実験ノート」の開発を行った.本システムは,統合管理システムとGoogle社が提供するクラウドサーバーとwebアプリツールで構成する.統合管理システムは,支援ツールの開発や学習者の参照ログなどの管理,データ解析を行う.そして,クラウドサーバーの機能により,データの同期,ユーザー認証情報などを収集する.webアプリツール「e-実験ノート」は,実験前の事前学習や実験中の配線補助など支援や実験後のツール上で班員と相談が出来る機能を持つ.これらのシステムやツールにより,時間や場所に関わらず実験支援をすることが可能となった.
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
本システムでは,クラウドサーバーを経由することで,統合管理システムとwebアプリ支援ツールの間の情報をリアルタイムで同期させている.これにより,支援対象者が変更になった場合においても,統合管理システムでサポートコンテンツを変更をすれば,webアプリ支援ツールに表示される内容も変更される.そのため,小中高の理科や化学,技術などの科目においても統合管理システムで授業前・授業中・授業後のタイミングにおいて支援したい内容にサポートコンテンツを変更することで,児童や生徒の支援をすることができる.
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