Project/Area Number |
20H01144
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
3250:Sports sciences, physical education, health sciences, and related fields
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Research Institution | Aichi Medical University |
Principal Investigator |
ISHIDA YURIA 愛知医科大学, その他部局等, 管理栄養士
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Project Period (FY) |
2020-04-01 –
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥480,000 (Direct Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2020: ¥480,000 (Direct Cost: ¥480,000)
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Keywords | サルコペニア / SARC-F / 急性期病院 / 高齢者 / CT / 転倒 |
Outline of Research at the Start |
サルコペニア診断フローは近年updateされ, SARC-F等のスクリーニングツールを第一次評価に使用することが求められている. SARC-Fは, 5項目で構成され, 質問紙法で行うことができる簡便なツールである. 本研究は, 日本語版SARC-Fを入院高齢者に用いる妥当性を, 精度分析と予測的妥当性の面から明らかにする研究である. また, SARC-Fで評価したサルコペニアと生命予後や転倒の関連を調査する研究である.
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Outline of Final Research Achievements |
SARC-Fが急性期高齢入院患者でサルコペニア(骨格筋量減少と筋力低下を呈する病態)のスクリーニングツールとして妥当か検証した.1689例を対象とし,原著論文を英文誌に発表した.SARC-F≧4がサルコペニアのスクリーニングツールとして妥当であることを見出した.また,SARC-Fが急性期病院入院中の転倒という転帰を予測することを見出した.
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
高齢者はサルコペニアに陥りやすいことが知られている.SARC-Fは侵襲的な検査が不要な質問紙票を用いるスクリーニングツールであり,今回の研究で有用性が検証された.そのため,SARC-Fを利用し入院患者のサルコペニア診断プロセスを入院後直ちに始められる.そして,サルコペニア患者を早期に同定し適切な介入につながり,入院中の老年栄養学的転帰を改善できる可能性がある.
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)