Project/Area Number |
20H01240
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02020:Chinese literature-related
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
山下 一夫 慶應義塾大学, 理工学部(日吉), 教授 (20383383)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
戸部 健 静岡大学, 人文社会科学部, 教授 (20515407)
平林 宣和 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (40271358)
佐藤 仁史 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (60335156)
二階堂 善弘 関西大学, 文学部, 教授 (70292258)
千田 大介 慶應義塾大学, 経済学部(日吉), 教授 (70298107)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥17,550,000 (Direct Cost: ¥13,500,000、Indirect Cost: ¥4,050,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2021: ¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2020: ¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
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Keywords | 皮影戯 / 京劇 / 木偶戯 / 宣巻 / 伝統芸能 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、中国および中華圏の芸能文化を分野横断的に検討を行う。具体的な研究対象として、広東省潮州・台湾の皮影戯・鉄枝木偶戯、北京・河北・東北地域の皮影戯、江南地域の宣巻、および中国・台湾の京劇を取り上げる。以上を通じて、中華圏の地域社会に根ざした芸能文化の実像を立体的把握することが、本研究の最終的な目標である。
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Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、まず5月に第1回の国内研究集会をオンラインで実施し、今後の研究のロードマップの確認を行った。その際、当初の予定では夏期ないし秋期に中華圏における現地調査を行うとしていたが、COVID19の影響により実施が難しくなったため、計画の変更を行い、オンライン等による現地協力者との意見交換と、地方文献、文書、台本資料などの収集・分析を中心に行うこととした。これに基づき、夏期から秋期にかけて各メンバーがお互いに連絡を取り合いながら研究を進め、12月に第2回の国内研究集会をオンラインで開催して総括を行った。その結果、年度内に論文7件、口頭発表10件、著書2件の研究成果を公表することができた。特に、国内のみならず国外においても論著の出版や口頭発表を行ったことは、研究内容の海外への発信という点で特筆すべき成果であったということができるだろう。またこれによって、最終的な成果取りまとめも視野に、研究の進捗状況の中間的な総合を行うとした、2022年度の設定目標を達成するとともに、本研究の目的として掲げた、「近現代の中華圏における伝統芸能について、①移民・経済活動などに伴う芸能文化の伝播・流通、および現地化の実態、②芸能文化とそれを取り巻く地域社会の特質および政治・経済的背景、③芸能文化における西洋近代の影響」の解明について多くの知見を得ることができ、さらに「④伝統芸能デジタルアーカイブの構築」に向けても、大きく前進することができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
COVID19の影響により、申請時に予定していた国外における現地調査を実施することができなくなったが、2021年度に研究期間全体におけるロードマップの修正を行い、国内で利用可能な資料の収集・分析や、オンラインによる海外の関係者との意見交換を中心に研究を進めることにより、本来予定していた以上の様々な研究成果を発表することができた。両者を総合すると、研究はおおむね順調に進展しているということができるだろう。
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Strategy for Future Research Activity |
研究申請時には、初年度から第三年度にかけて、文献資料調査以外に海外での実地調査も複数回実施する予定であった。しかしCOVID19の流行によって海外での調査が困難となったため、現地とのオンラインでの意見交換と、文献資料の収集・分析を中心とし、またいずれ可能となるであろう海外での現地調査の準備も行うというように、ロードマップの修正を行い、それに従って研究活動を進めてきた。第四年度となった今年度は、そうして前年度までに修正したロードマップに従い、夏季を中心に海外での現地調査を実施するとともに、文献資料の分析も進め、最終年度となる第五年度における成果取りまとめに向け、研究の深化を行うものとする。
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Report
(3 results)
Research Products
(56 results)
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[Book] 《西遊記》新論集2022
Author(s)
王見川、侯沖、山下一夫(ほか)
Total Pages
556
Publisher
廣西師範大學出版社
ISBN
9787559851840
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[Book] 元明清戲曲資料彙編2021
Author(s)
千田大介、山下一夫、氷上正、川浩二
Total Pages
1450
Publisher
台湾:博揚文化
ISBN
9789865600518
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