Elucidating the Mechanism of "Motivation Contagion" in English Learning
Project/Area Number |
20H01290
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
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Research Institution | Meiji University |
Principal Investigator |
廣森 友人 明治大学, 国際日本学部, 専任教授 (30448378)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
桐村 亮 立命館大学, 経済学部, 教授 (40584090)
田中 美津子 大阪公立大学, 大学院現代システム科学研究科, 准教授 (70732840)
三ツ木 真実 小樽商科大学, 言語センター, 准教授 (80782458)
吉村 征洋 龍谷大学, 農学部, 准教授 (90524471)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥8,190,000 (Direct Cost: ¥6,300,000、Indirect Cost: ¥1,890,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | 英語学習 / 動機づけ / ペアワーク / グループワーク / グループダイナミックス / エンゲージメント / やる気 |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は,英語学習のやる気(動機づけ)が伝染するメカニズムを解明することである。ペア/グループ活動に焦点を当て,学習者の動機づけが変化/発達するプロセスを複数の研究手法を組み合わせ統合的に記述/分析する。本研究は,やる気が伝染するとはどのような心理学的現象なのか,やる気が伝染する背景にはどのような認知/情意/行動的要因があるのかを明らかにするとともに,やる気の伝染を意図した実験授業(教育介入)を実施し,その有効性を検証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,英語学習のやる気(動機づけ)が伝染するメカニズムを解明することである。ペア/グループ活動に焦点を当て,学習者の動機づけが変化/発達するプロセスを複数の研究手法を組み合わせ統合的に記述/分析する。本年度は,大きく2つの研究を実施した。1つは,対面授業を対象に,異なる動機づけ志向に基づいてペアを組んだ場合,第二言語学習者のタスクへの取り組みはどのように変化するのかを調査した(調査自体は,新型コロナウイルス感染症拡大前に実施)。具体的には,外国語として英語を履修している大学生66名を動機づけの違いによって3つのグループのペアに分け,各ペアにおけるタスクへの取り組みの違いを動機づけの伝染という観点から解釈・考察した。もう1つは,オンライン授業を対象に,グループワークにおいてリーダーを意図的にassignすることで,グループワークを活性化することは可能なのか,あるいはグループはリーダーがいない状況にどのように適応しているのかを調査した。具体的には,事前に指名されたリーダー(Assigned Leader)と自然発生したリーダー(Emergent Leader)がいる2種類のグループを対象に,リーダーの態度や特徴的な行動がグループタスクに対する動機づけとグループダイナミクスに与える影響を比較・検証した。結果として,(1)限られた時間内(今回の調査では20分)において「早く」タスクへの動機づけを高め,かつグループダイナミクスを活発化させたい場合には,リーダーを事前に指名すること,そして役割を与えてそれを意識させることが適する可能性があること,さらに,(2)リーダーに与える役割は他者のengagementを高めるもの(特に,「リーダーシップを示す」「ポジティブな発言をする」「メンバーからアイデアを引き出す」)が効果的であることが教育的示唆として得られた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
やる気の伝染を実証的に研究するといった場合,当初の計画ではいわゆる対面における英語授業を対象とした実験調査を予定していた。しかし,この間,新型コロナウイルス感染症の拡大により,全面的にオンライン授業への切り替えが行われ,想定していた計画を大幅に見直す必要が生じた。今年度は,緊急避難的に,オンラインでのグループワークを対象とした実験授業を行ったが,やはり対面とオンラインではグループワークのダイナミックスがかなり異なることが示唆された。次年度の研究では,この点についても考慮に入れる必要性を認識した。
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Strategy for Future Research Activity |
先述したように,新型コロナウイルス感染症の拡大により,研究計画の変更を検討する必要性が生じた。そこで,今年度については,いわゆるリアルタイム型のオンライン授業を対象とした実験調査を実施した。具体的には,Zoomのブレイクアウト機能などを用いて,オンラインにおけるペア/グループ活動に焦点を当て,事前に指名されたリーダー(Assigned Leader)と自然発生したリーダー(Emergent Leader)がいる2種類のグループのグループタスクに対する動機づけとグループダイナミクスに与える影響を調査した。結果として,オンラインでは対面とはかなり性質が異なるグループダイナミックスが生じていることが示唆された。次年度については,新型コロナウイルス感染症の拡大も収まってきていることを鑑み,対面とオンラインといった授業形態の違いがグループワークに対する取り組みに与える影響についても調査していきたいと考えている。
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Report
(2 results)
Research Products
(12 results)