Promoting academic research and open science related to wood-block prints during the period of Meiji Restoration
Project/Area Number |
20H01319
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 03020:Japanese history-related
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Research Institution | National Institute of Japanese Literature |
Principal Investigator |
藤實 久美子 国文学研究資料館, 研究部, 教授 (90337907)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
箱石 大 東京大学, 史料編纂所, 教授 (60251477)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥7,540,000 (Direct Cost: ¥5,800,000、Indirect Cost: ¥1,740,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2020: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
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Keywords | 太政官日誌 / 行在所日誌 / 江城日誌 / 鎮台日誌 / 鎮将府日誌 / 東京城日誌 / 聴観新文聚 / 官版日誌 / 木版刊行物 / 維新政権期のメディア / フルテキスト化 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、慶応4年(1868)正月に勃発した戊辰戦争を期に維新政府が刊行した『太政官日誌』をはじめとする木版刊行物(いわゆる官版日誌類)を対象に、政治史・村落史・書籍史料研究・メディア史の蓄積のもとに7名による共同研究に取り組む。本研究は過去の2つの科研研究を継承・発展させたもので、史料学的に緻密な視点から歴史的コンテキストを重視しながら、実証的に学際的研究を深めることにより、当該期の政治・経済・文化の有機的関係性を立体的に描く。また官版日誌類のフルテキスト化横断検索を可能とするデータベースおよび研究論文をオープンアクセスによって進め、国内外の木版刊行物所蔵機関との連携をも将来的には目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、慶応4年(1868)正月に勃発した戊辰戦争を期に維新政府が刊行した『太政官日誌』をはじめとする木版刊行物(いわゆる官版日誌類)を対象に、7名による共同研究に取り組む。本研究では、一次史料を博捜して実証的に学際的な研究を深め、維新政権期の政治・経済・文化の有機的関係性を立体的に描く。また官版日誌類フルテキスト化横断検索を可能とするデータベースの構築、および現地調査報告書・論文の公開等のオープンアクセスを展開する。 上記の研究目的を達成するために3つの部門を立てて、研究を遂行した。 <現地調査部門>現地合同調査はオーテピア高知図書館・高知城歴史博物館で実施した。とくに高知城歴史博物館の高知藩主山内家旧蔵本はいずれも美本で、かつ横浜市でのみ確認されていた、ごく早期の京都流通本(『太政官日誌』)と位置づけられる。現地個別調査は戊辰戦争の激戦の一つである北越戦争に関わって長野県・新潟県で実施した。<官版日誌類フルテキスト化横断検索プロジェクト部門>『太政官日誌』等フルテキストデータベース(通称、第2次日誌フル。全212号)を2023年11月1日に公開して研究基盤を固めた。<研究共有部門>WEB研究会を1回開催して研究を総括した。論文は成稿後、内容を相互に検証して、随時、WEB上で公表した。5本の論文の概要は、①『太政官日誌』の板元研究について現状を概観し、かつ江戸東京版の発刊時期を推察した。②官版日誌類の叙述スタイルに方言音韻を混用する『聴観新文聚』の表現分析から、「語られる」物語という口承文化と官版日誌類の接続をはかった。③長州藩藩校明倫館・蔵版局の板木・木活字を、④旧水戸藩士青山延寿の出版活動を、それぞれ新出の一次史料を用いて論証した。⑤第2次日誌フルの計画と遂行過程を報告した。なお②④は維新政権期の官版日誌類から木版刊行物へと研究対象を拡張させた成果である。
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Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(4 results)
Research Products
(18 results)