Exploration of the diachronic nature of ancient pottery in Japan based on a multifaceted chronological analysis
Project/Area Number |
20H01354
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 03050:Archaeology-related
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Research Institution | Kyoto Tachibana University |
Principal Investigator |
中久保 辰夫 京都橘大学, 文学部, 准教授 (30609483)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩越 陽平 奈良県立橿原考古学研究所, 調査部調査課, 主任研究員 (60815067)
小田 裕樹 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 主任研究員 (70416410)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥14,430,000 (Direct Cost: ¥11,100,000、Indirect Cost: ¥3,330,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2021: ¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2020: ¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
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Keywords | 日本古代 / 土師器 / 須恵器 / 土器編年 / 饗宴 / 石神遺跡 / 布留遺跡 / 食文化 / 土器 / 編年 / 陶邑窯跡群 / 新堂遺跡 / 猿投窯 / 三次元計測 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、次に述べる2つの柱からなる。 第一は、日本古代の土器について、複数の理化学的年代測定法により編年上重要となる資料を分析し、測定結果を複数の若手・中堅土器研究者が考古学的に再検討するといった二重の意味を持つ複眼的編年検証によって、国際的にも学際的にも通用する暦年代論の補強を行うことである。第二は、確度を増した土器編年と暦年代論のもと、容量計測により土器の器質と器種の相関関係を「饗宴史」の観点から解明し、土師器供膳器が刷新性から伝統性をおびていくという仮説を吟味し、「饗宴」論の良質な事例として国際発信することである。
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Outline of Annual Research Achievements |
最終年度となる本年度は、研究課題を総括する1年とした。過去3年間で得られた成果をふまえ、2つの柱とする複眼的編年検証と日本古代の饗宴論を基軸として研究を遂行した。 オンライン型の研究会(5月9日、3月15日、3月23日)に加え、8月22日・11月21日に甘樫丘東麓遺跡、大官大寺下層、石神遺跡(7~8世紀)、11月10日に土師の里遺跡(6世紀)などの資料調査を実施した。30代~40代前半を中心とした研究分担者・協力者総勢17名によって主要資料の年代論、通時代的な饗宴論などを虚心坦懐に議論し、研究を深めることができている。 以下に概要を記述する。 1)複眼的編年検証 複数の理化学的年代測定法により暦年代を検証し、さらに測定成果を型式学的・層位学的に再検討するという二重の意味を持つ複眼的編年検証を進めた。a)古墳時代から飛鳥時代の移行期に関する示準資料を熟覧し、編年上の問題について資料を手に取りながら、意見交換ができた。b)古墳中期、古墳後期、飛鳥時代、平安時代前期須恵器に関する編年検討を進め、成果および論考を公表した。 2)日本古代の饗宴論 非日常的な共飲共食と定義できる饗宴を主題として、研究会および複眼的ワークショップで議論を重ねた。オンラインで実施した研究会では饗宴に関する英書輪読、日本列島での事例との比較などを熟議した。また、日韓の饗宴関係遺跡を題材に研究論文執筆を進めるとともに、韓国での国際学術大会で公表した。特色ある活動としては、平安時代復元土器を用いた復元調理実験をもとに、調理痕跡の付着状況や調理内容の復元を検討した。スス付着範囲や被熱範囲等についても解析を進め、その成果をもとに弥生時代から平安時代に至る煮炊器変遷図を作成した。 そして、4年間にわかる研究蓄積が熟してきたため、研究分担者および協力者より原稿を集め、『日本古代の土器文化』と題する書籍を刊行する準備を整えた。
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Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(4 results)
Research Products
(48 results)
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[Journal Article] 大和布留遺跡における歴史的景観の復元2020
Author(s)
池田保信, 石田大輔, 石田由紀子, 太田三喜, 岡田憲一, 木村理恵, 桑原久男, 小泉翔太, 中久保辰夫, 松本洋明, 溝口優樹, 三好裕太郎, 森暢郎, 山本亮
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Journal Title
研究紀要(公益財団法人由良大和古代文化研究協会)
Volume: 24
Pages: 1-152
NAID
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