Project/Area Number |
20H03296
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 44050:Animal physiological chemistry, physiology and behavioral biology-related
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
筒井 和義 広島大学, 統合生命科学研究科(総), 特任教授 (20163842)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浮穴 和義 広島大学, 統合生命科学研究科(総), 教授 (10304370)
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Project Period (FY) |
2020 – 2021
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥16,770,000 (Direct Cost: ¥12,900,000、Indirect Cost: ¥3,870,000)
Fiscal Year 2021: ¥5,070,000 (Direct Cost: ¥3,900,000、Indirect Cost: ¥1,170,000)
Fiscal Year 2020: ¥5,720,000 (Direct Cost: ¥4,400,000、Indirect Cost: ¥1,320,000)
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Keywords | 社会環境 / 生殖行動 / 脳内分子機構 / 生殖腺刺激ホルモン放出抑制ホルモン(GnIH) / ノルエピネフリン |
Outline of Research at the Start |
動物は社会環境の変化に応答する能力を備えている。社会環境は感覚系で受容された後に脳内で処理され、神経系や内分泌系に変化をもたらし、個体の行動発現や生理状態を変容させる。しかし、社会環境の受容系と行動・内分泌系の変化を仲介する脳内分子機構は不明である。最近、研究代表者は社会環境の変化が生殖腺刺激ホルモン放出抑制ホルモン(GnIH)の分泌を変化させることを見いだした。さらに、GnIHは神経修飾因子として脳内で作用して生殖行動を変化させることが示唆された。本研究では、GnIHの分泌と作用に関与する脳内候補分子に着目した分子レベルから行動レベルの解析により、「社会環境による生殖行動変容の脳内分子機構」を解明する。
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Outline of Annual Research Achievements |
研究代表者は、鳥類の視床下部から生殖腺刺激ホルモンの放出を抑制する新規脳ホルモンである生殖腺刺激ホルモン放出抑制ホルモン(GnIH ; ペプチドホルモンの一種)を発見している。研究代表者の最近の研究により、社会環境の受容系と行動・内分泌系の変化を仲介する脳ホルモンがGnIHである可能性が示唆された。本研究では、GnIHの分泌と作用に関与する脳内候補分子(ノルエピネフリン、GnRH2、ニューロエストロゲン)に着目して分子レベルから行動レベルの解析を進めることにした。昨年度までの鳥類のウズラを用いた研究により、個体の置かれた社会環境(雄ウズラが雌をみた状況)は雄の視床下部においてノルエピネフリンの分泌を促してGnIHの発現と分泌を高めることを明らかにした。さらに、雄ウズラを用いた解析よりGnIHはニューロエストロゲンを産生するニューロンに作用してニューロエストロゲン合成を高めて雄の攻撃行動を抑制することを示唆する結果を得た。本年度は、鳥類で得られた成果が哺乳類のマウスでも共通して認められるかどうかを検討することを目的とし、マウスのGnIH産生細胞を時期特異的に活性化・不活性化できる遺伝子改変マウスの産出に取り組んだ。その結果、GnIH産生細胞特異的にCreリコンビナーゼを発現する遺伝子改変マウスを作製することができた。今後、本GnIH-Creマウスを用いて社会環境と生殖行動との関係を詳細に検討していく基盤を確立できた。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(12 results)