Light elicited circadian re-entrainment as a treatment for post-sepsis cognitive impairment
Project/Area Number |
20H03783
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 55060:Emergency medicine-related
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
小山 淑正 大分大学, 医学部, 助教 (40468012)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
穴井 博文 大分大学, 医学部, 教授 (20291544)
徳丸 治 大分大学, 福祉健康科学部, 教授 (40360151)
松本 重清 大分大学, 医学部, 准教授 (90274761)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥15,210,000 (Direct Cost: ¥11,700,000、Indirect Cost: ¥3,510,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2021: ¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2020: ¥7,020,000 (Direct Cost: ¥5,400,000、Indirect Cost: ¥1,620,000)
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Keywords | 敗血症 / 光療法 / 概日リズム / 認知機能障害 / 光治療 / 認知機能傷害 |
Outline of Research at the Start |
敗血症は致死的病態であるだけでなく、生存回復しても、日常生活に支障をきたすような機能障害を残す患者が多いことが問題である。その原因は敗血症により引き起こされた長期にわたる概日リズムの乱れが一因であると考えられている。われわれは概日リズムの是正により認知機能障害を治療できるのではないかと仮説を立てた。“光”は概日リズムを形成する重要な調整因子である。本研究ではマウス敗血症モデルに対し概日リズム是正を目的とした光治療を行い、概日リズムと敗血症後の認知機能障害との関係を明らかにするとともに、光治療の臨床応用につなげることを目標とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
敗血症は致死的病態であるだけでなく、生存回復しても、日常生活に支障をきたすような機能障害を残す患者が多いことが問題である。このように、敗血症は発症率、死亡率が高いだけでなく、生存者にも解決すべき問題が多い病態である。特に、敗血症後の認知機能障害は長期予後を複合的に悪化させる因子であるが、未だに有効な治療法は見出されていない。 概日リズムは、覚醒、ホルモン分泌、認知などの生理的機能を調整しており、生体の恒常性維持に欠かせないものである。また、概日リズムは高血圧、糖尿病、心筋梗塞発症に影響を与えることが知られている。逆に、疾患自体が概日リズムを乱し、病態を悪化させるといった悪循環を形成することも指摘されており、敗血症も例外でない。 われわれは敗血症後の認知機能障害は敗血症により引き起こされた長期にわたる概日リズムの乱れが一因であると考えられている。われわれは概日リズムの是正により認知機能障害を治療できるのではないかと仮説を立てた。“光”は概日リズムを形成する重要な調整因子である。本研究ではまず、マウス敗血症モデルによる海馬炎症モデルの作成を目指し、研究を進めている。さらに、マウス敗血症モデルに対し、概日リズム是正を目的とした光治療の方法の確立を目指す。本研究を通して、概日リズムと敗血症後の認知機能障害との関係ならびにその機序を明らかにするとともに、光治療の臨床応用につなげることを目標としている。 本研究では、敗血症モデルを作成し、光療法が敗血症発症後の海馬の炎症評価、認知機能に及ぼす影響を検討した。具体的には敗血症発症後に様々な条件で光療法を行う時期や期間を調整し、海馬中のIL-1β、新奇物体認識テストを行った。敗血症発症後の急性期を過ぎた時期に光療法を行う事で、抗炎症効果、認知行動の改善を示唆する結果が得られている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
光治療は網膜からの経路とそれ以外の経路が推定されている。網膜外シグナル同定のため、海馬中のマイクロアレイ解析の結果、光依存性のターゲットとなりえる遺伝子を同定した。本シグナル解析のために代替の海馬・認知機能解析が必要な事が判明した。
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Strategy for Future Research Activity |
マイクロアレイ解析によって明らかになったシグナル解析のため、追加の認知行動解析を行い、海馬の質量分析イメージングによる代謝マッピングを用いた網羅的検討も行うとともに、薬剤、siRNA投与によるシグナル同定を継続して行う。
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)