Project/Area Number |
20H03925
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58010:Medical management and medical sociology-related
|
Research Institution | 一般社団法人コミュニティヘルス研究機構 |
Principal Investigator |
森田 達也 一般社団法人コミュニティヘルス研究機構, 精神腫瘍学研究部, 研究部長 (70513000)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山岸 暁美 一般社団法人コミュニティヘルス研究機構, コミュニティヘルス研究部, 機構長 (30433626)
恒藤 暁 京都大学, 医学研究科, 教授 (70372604)
木澤 義之 筑波大学, 医学医療系, 教授 (80289181)
宮下 光令 東北大学, 医学系研究科, 教授 (90301142)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥11,440,000 (Direct Cost: ¥8,800,000、Indirect Cost: ¥2,640,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2020: ¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
|
Keywords | 緩和ケア / クリニカルパス / 終末期 / 看取りのパス / 苦痛緩和 / 終末期ケア / クリにカルパス |
Outline of Research at the Start |
よいお別れ(good death)ができることは患者にとっても家族にとっても重要な目標である。本研究では、客観的な予後予測、効果の検証された苦痛緩和アルゴリズム、患者と家族が心残りなく最後のお別れができるような橋渡しから成る3要素のある複合介入パスウエイの効果を検証する。クラスターランダム化比較試験と質的研究の混合研究法を用いる。
|
Outline of Annual Research Achievements |
よいお別れができることは終末期ケアの主目的である。Liverpool Care Pathwayに代表される標準化パスウエイが国際的に導入されてきたが、近年中止が勧告された。理由として、生命予後を正確に予測できなかったこと、患者・家族とのコミュニケーションが十分できなかったこと、苦痛緩和を得られる具体的な方法が明示されていなかったことが挙げられている。 本研究の目的は、新たな死亡直前期のケアパスウエイの効果を検証することである。介入は、終末期の苦痛に対する緩和アルゴリズムと、お別れが言えるように患者・家族の橋渡しを行う看護ケアを軸とする複合介入である。緩和ケア病棟の終末期がん患者を対象として、遺族から見た緩和ケアの質評価(Care Evaluation Scale)や終末期のquality of life(Good Death Inventory)に改善が認められるかを検証する。 2020年度までに介入方法の開発が終了し、呼吸困難やせん妄など終末期に頻度の高い苦痛緩和のアルゴリズム、および、患者・家族間のお別れをいえる橋渡し介入が構造化された。痛み、呼吸困難、せん妄に対して、用意した標準治療アルゴリズムに沿った治療を行い、治療抵抗性の場合はアルゴリズムにそった緩和的鎮静を行うための標準化を行うことができた。あわせて、患者・家族間のお別れをいえる介入として、患者・家族それぞれ別に、「もしこのまま具合が悪くなったとして、患者(家族)と話しておきたいことはないか」をきき、橋渡しを行うことが可能となった。 2021年度に緩和ケア病棟の患者を対象として上記の複合介入を行い介入を終了した。アウトカム評価は遺族調査によって行う。
|
Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
|