Project/Area Number |
20H03963
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Toyama Prefectural University |
Principal Investigator |
林 静子 富山県立大学, 看護学部, 准教授 (30346019)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石川 倫子 石川県立看護大学, 看護学部, 准教授 (80539172)
丸岡 直子 石川県立看護大学, 看護学部, 特任教授 (10336597)
任 和子 京都大学, 医学研究科, 教授 (40243084)
後藤 彰彦 大阪産業大学, デザイン工学部, 教授 (50257888)
唐山 英明 富山県立大学, 工学部, 教授 (00401323)
林 篤司 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農業ロボティクス研究センター, 特別研究員 (60777895)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥15,730,000 (Direct Cost: ¥12,100,000、Indirect Cost: ¥3,630,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2021: ¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2020: ¥5,980,000 (Direct Cost: ¥4,600,000、Indirect Cost: ¥1,380,000)
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Keywords | 看護教育 / 教育モデル / バーチャルリアリティ / 視線計測 / 看護技術 |
Outline of Research at the Start |
臨床現場で経験することが難しい看護場面や対象者に侵襲を伴う看護技術を学ぶVR学習システムを活用した教材を作成し、看護技術教育における新たな教育プログラムの開発につなげるために、3段階に分けて調査を実施する。 第1段階(2020~2021年度):看護場面を設定し、対象者(看護教員、看護師、専門看護師、認定看護師)の視線計測器を用いた視線の動きとインタビューから思考過程を調査する。 第2段階(2021~2022年度):VR学習システムによる教材化の検討を行う。 第3段階(2023~2024年度):VR学習システムを活用した教育プログラム内容の検討・教育の実施・パフォーマンス評価を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、臨床現場で経験することが難しい場面や対象者に侵襲を伴う看護技術を学ぶためのVR学習システムを活用した教材を作成しルーブリックによるパフォーマンス評価を行い看護技術教育における新たな教育プログラムの開発につなげることを目的としている。 令和2度はCOVID-19 により看護学実習の変更が余儀なくされ、これまで以上に臨地で経験が乏しい状況となっている。実際、学内での実習へ変更する場合も多く、これまで通りの教育方法の実施が難しくなっており、VR技術を活用し、あたかも自分がその場に存在し実際に自分が行動しているように感じることが出来るような教材開発は急務となっている。しかし、VR技術を活用した映像を活用した教材によって、どのような教育効果を得ることが出来るか評価視点・方法を検討する必要がある。そこで、VR技術を活用した教材をどのように評価をするか検討するために、VRに関係する学会やワークショップへの参加、文献検討によって知見を得たり、研究メンバーと評価方法や教材開発について検討した。 ディスカッションの結果、VR技術を活用した教材評価の視点を明確にすることの優先順位が高いことを研究者間で一致した。そこで、当初の計画を変更し、令和3年度より評価方法の検討・評価視点の明確化、評価表の作成を行う事とする。評価方法は、ルーブリックを活用して看護場面の観察に関する観察視点・レベルを明確にし、パフォーマンス評価を行う事とする。看護場面は臨床判断能力を向上できるようなものを設定する事とした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍において、対象者へのインタビューの依頼が難しく、研究計画の見直しが必要となったため。
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Strategy for Future Research Activity |
研究計画を見直し、令和3年度より評価表の検討を行う事とした。評価表は、ルーブリックを活用して看護場面の観察に関するパフォーマンス評価を行う。パフォーマンスとなる看護場面は臨床判断能力を向上できるようなものを設定することとする。
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