Empirical Analyses of the Transformation of International Labor Migration under Immigration Policies of Sending Countries
Project/Area Number |
20H04415
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 80010:Area studies-related
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Research Institution | Institute of Developing Economies, Japan External Trade Organization |
Principal Investigator |
児玉 由佳 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 新領域研究センター ジェンダー・社会開発研究グループ, 研究グループ長 (10450496)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松尾 昌樹 宇都宮大学, 国際学部, 教授 (10396616)
石井 由香 静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (20319487)
佐々木 綾子 千葉大学, 大学院国際学術研究院, 准教授 (20720030)
石井 正子 立教大学, 異文化コミュニケーション学部, 教授 (40353453)
辻田 祐子 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 新領域研究センター ジェンダー・社会開発研究グループ, 研究員 (60466068)
細田 尚美 長崎大学, 多文化社会学部, 准教授 (70452290)
鄭 安君 宇都宮大学, 国際学部, コーディネーター (70769455)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥17,160,000 (Direct Cost: ¥13,200,000、Indirect Cost: ¥3,960,000)
Fiscal Year 2023: ¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2022: ¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2021: ¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2020: ¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
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Keywords | 国際労働力移動 / 移民政策 / 国際労働移動 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、女性の国際労働力移動が抱える人権侵害や労働環境の問題に対して、送出国と受入国の政治体制・移民制度の違いに注目し、送出国側の移民政策が与える影響を女性の労働移民についての実態調査を通じて明らかにすることを目的とする。 送出国の移民送り出し政策や国際的な移民労働者保護の制度を分析し、その有効性を受入国において実証的に調査し、送出国によって異なる政策が移民労働者保護の実態にどのような格差を生み出しているかを明らかにすることを目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
当該年度の目的は、各委員の担当地域における国際労働力移動に関する理論研究を行うのと共に、各地域において予備的調査を行うことであった。しかし、新型コロナウイルス感染拡大によって、各担当地域における現地調査を行うことができなくなった。 そのため、各自理論研究に特化した形で研究を進めた。その蓄積をもとに、一般向けに成果をweb雑誌(IDEスクエア)に連載『新型コロナと移民』(2020年8月~2021年5月)として掲載した。 具体的には、以下の通り。①児玉由佳「湾岸アラブ諸国のエチオピア人労働者――脆弱な労働環境のなかで」②石井正子「サウジアラビア――コロナ禍が直撃する移民労働者の生存戦略」③佐々木綾子「コロナ禍が日本の介護領域における移民に与えた影響」④堀拔 功二(研究協力者)「沙漠の国のエクソダス――コロナ禍に揺れる湾岸アラブ諸国の外国人労働者たち」⑤鄭安君「台湾――コロナ禍は家庭介護における外国人労働者・雇用主・仲介業者の関係改善の転機になるか」⑥松尾 昌樹「アジア移民ハイウェイと新型コロナウィルス」⑦石井 由香「シンガポール――移民労働者への新型コロナウイルス感染拡大と市民社会」⑧外部執筆者、⑨辻田 祐子「インド――そしてまた村に誰もいなくなった?」これ以外にも各委員はこれまでの蓄積を活かした形で成果を発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染拡大によって、各担当地域における現地調査を行うことができなくなった。現地調査は2022年度にようやく可能になったため遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は各委員が現地調査を精力的に行うとともに、研究成果を出版によって広く公開することを目指す。
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Report
(1 results)
Research Products
(12 results)
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[Book] 沙漠学事典2020
Author(s)
日本沙漠学会
Total Pages
534
Publisher
丸善出版
ISBN
9784621305171
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