Project/Area Number |
20H05683
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (S)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Broad Section F
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
立花 宏文 九州大学, 農学研究院, 教授 (70236545)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤村 由紀 九州大学, 農学研究院, 准教授 (20390304)
西平 順 北海道情報大学, 医療情報学部, 教授 (30189302)
村田 希 愛媛大学, 学術支援センター, 助教 (50808110)
山崎 正夫 宮崎大学, 農学部, 教授 (80381060)
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Project Period (FY) |
2020-08-31 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥193,440,000 (Direct Cost: ¥148,800,000、Indirect Cost: ¥44,640,000)
Fiscal Year 2024: ¥37,440,000 (Direct Cost: ¥28,800,000、Indirect Cost: ¥8,640,000)
Fiscal Year 2023: ¥37,960,000 (Direct Cost: ¥29,200,000、Indirect Cost: ¥8,760,000)
Fiscal Year 2022: ¥38,480,000 (Direct Cost: ¥29,600,000、Indirect Cost: ¥8,880,000)
Fiscal Year 2021: ¥37,050,000 (Direct Cost: ¥28,500,000、Indirect Cost: ¥8,550,000)
Fiscal Year 2020: ¥42,510,000 (Direct Cost: ¥32,700,000、Indirect Cost: ¥9,810,000)
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Keywords | 植物miRNA / タンニンセンサー / エピジェネティック制御 / 食品因子センシング / 難吸収性食品因子 / マイクロRNA / 食機能実行分子 / 機能性フードペアリング / エピゲノム / リキッドバイオプシー / 機能性RNA / 細胞外小胞 / 食品因子センサー |
Outline of Research at the Start |
リキッドバイオプシーを駆使し、食品中に含まれる分子のみならず、生体や微生物を介して産生された代謝物も含め生体に作用する食由来の分子群を「食機能実行分子」として捉え、その実態を明らかにするとともに、食品の摂取前後に生じる生体応答を解析することで食機能実行分子から生体応答に繋がる分子メカニズムを解明する。さらに、食機能実行分子間の機能的な相互作用(機能性フードペアリング)を解析することで食品の機能を包括的に理解する。
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Outline of Annual Research Achievements |
神経細胞活性化作用を見出した植物由来マイクロRNAをパーキンソン病モデルマウスを用いて検討し、パーキンソン病の病態改善効果並びに海馬における神経可塑性促進活性を示すことを見出した。 EGCGは67LRを介して急性肺障害抑制活性を示すこと、この活性が骨髄性細胞67LRを介した作用であることを67LRノックアウトマウスを用いて明らかにした。 EGCGの腸内細菌代謝物の一種が免疫チェックポイント阻害薬活性を増強することを発見した。また、その増強作用にT細胞の活性化が関与していることを明らかにした。 難吸収性ポリフェノールの一種であるペンタガロイルグルコース並びにストリクチニンに神経可塑性ならびに神経新生を促進する作用を見出した。また、マウスへの経口投与試験により、認知機能改善作用を示すことを明らかにした。さらに、この一連の作用にマイクロRNAが関与していることを見出した。一方、加水分解型タンニンセンサー候補Xをノックアウトしたマウスの作成に成功した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本課題では、食品中に含まれる分子のみならず、生体や微生物を介して産生された代謝物も含め、生体に作用する食由来の分子群を「食機能実行分子」として捉えるとともに、その相互関係を統合的に理解することを目的としており、本年度は以下の研究項目を実施している。1)食機能実行分子としてのマイクロRNA/circular RNA、2) 食機能実行分子としての食事性植物マイクロRNA、3) 食機能実行分子としてのメタボライト、4) 腸上皮細胞における難吸収性ポリフェノールセンサーの同定とその機能.研究実績の概要に示した通り、現在までに各項目において具体的な成果が出ている。また、、成果の一部は原著論文として公表した。
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Strategy for Future Research Activity |
食品摂取ヒト介入試験で得られた血漿サンプルの次世代シーケンス解析により、食品摂取により発現量が変動するマイクロRNAを明らかにするともにそれらマイクロRNAと食品の機能性との関係を明らかにする。 植物由来機能性ナノベシクルに包含されるマイクロRNA分子種を解析し、特定のマイクロRNAの機能性とナノベシクルの機能性との関係性を明らかにする。 食品摂取により変動するヒトDNAメチル化部位に関連する遺伝子と緑茶やトマトの機能性との関係性を明らかにするとともにその変動に関与する成分の同定を行う。 作成に成功した加水分解型タンニンセンサーXノックアウトマウスを用いて、センサーXを介した加水分解型タンニン類の機能性発現メカニズムを解明する。
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Assessment Rating |
Interim Assessment Comments (Rating)
A: In light of the aim of introducing the research area into the research categories, the expected progress has been made in research.
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