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集団におけるリズム協調のダイナミクス:その創発過程の科学的解明

Research Project

Project/Area Number 20J01104
Research Category

Grant-in-Aid for JSPS Fellows

Allocation TypeSingle-year Grants
Section国内
Review Section Basic Section 90030:Cognitive science-related
Research InstitutionRitsumeikan University

Principal Investigator

岡野 真裕  立命館大学, 総合科学技術研究機構, 特別研究員(PD) (90809956)

Project Period (FY) 2020-04-24 – 2023-03-31
Project Status Declined (Fiscal Year 2021)
Budget Amount *help
¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Keywords対人間協調 / リズム / 合奏
Outline of Research at the Start

本研究は、合奏など集団での表現芸術における協調の巧拙を分ける要因、そして名演を実現するために必要な技能や特性を将来解明するための基礎の構築を目指すものである。そのためには多人数の協調の様相を、実際の演奏という複雑な環境で解析できるようになる必要があるが、現状は3人での単純なリズムによる協調の理解すら不十分である。本研究では、3人組リズム維持課題を用いた実験により、(1) 同課題における個々人の知覚と反応の特性、(2) 個人間の協調の様相、(3) 集団全体としての振る舞い、そして(4) 聴衆によるパフォーマンス評価の4階層間の関係を解明することを試みる。

Outline of Annual Research Achievements

本研究は、複数人でのリズム維持課題における個人特性、参加者間相互作用、集団全体としての振る舞い、そしてパフォーマンスの評価の各階層間の関係について明らかにすることを目的としている。その中で2020年度は、参加者の個人特性を調べるための実験で用いるバーチャルパートナーシステムの開発に主に取り組んだ。
結果として、webブラウザ上で動作するVP実験アプリのプロトタイプまでは実装できた。ブラウザ上でビープ音を鳴らし、実験参加者がこれに同期しようとしてキーボードを叩くと、ビープ音とキープレスとのタイミング差に応じて次のビープ音が鳴るタイミングを微調整するというものである。しかし自身で何度か試す中で、設定したVPのタイミング修正パラメータから予想される理論的なタイミング調整量に比べて、実際に返ってくるタイミング調整量が大きく、システムの処理における時間遅延の影響が疑われた。遅延対策については現在検討中である。また、オンラインで計測を実施してもらうための教示を含むインターフェースについても検討する必要がある。
この他、我々の数理モデルに基づいたシステムの開発と並行して、別チームが類似したタイミング調節の数理モデルを発表していたため、バックアップとしてそちらにおけるパラメータ計算の方法を、これまでの研究や準備段階での計測データを元に確認した。その結果、そのモデルを用いた先行研究で報告されている値と比較してリーズナブルな値が得られることが確認できた。

Research Progress Status

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

Report

(1 results)
  • 2020 Annual Research Report

URL: 

Published: 2020-07-07   Modified: 2024-03-26  

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