悪性脳腫瘍のスーパーエンハンサー転写と遺伝子標的エピゲノム編集による治療探索
Project/Area Number |
20J01889
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 56010:Neurosurgery-related
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Research Institution | Aichi Cancer Center Research Institute |
Principal Investigator |
平野 雅規 愛知県がんセンター(研究所), 愛知県がんセンター研究所分子腫瘍学分野, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2020-04-24 – 2023-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | super enhancer / glioma / meningioma / epigenetics / glioblastoma / super-enhancer / organoid |
Outline of Research at the Start |
本研究においては、実際の患者由来腫瘍検体を用いて、悪性神経膠腫の発生や悪性進展化に強く寄与するスーパーエンハンサー異常を同定し、さらにそのスーパーエンハンサーを標的とした治療の可能性を追究することを目的とする。 そのために、手術で摘出された悪性神経膠腫検体の一部を収集し、スーパーエンハンサー抽出のためのヒストンH3リシン27アセチル化クロマチン免疫沈降シークエンス (H3K27ac ChIP-seq) 解析、および実際の腫瘍の状態を良く反映する悪性神経膠腫オルガノイドモデルの作成を同時に進め、腫瘍特異的スーパーエンハンサー異常に対する新しい治療法の効果について検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
当該年度においては、引き続き手術中に採取した脳腫瘍(神経膠腫瘍・髄膜腫など)検体からのオルガノイド作成を実施した。さらに凍結腫瘍検体およびオルガノイド検体を用いた各種次世代シーケンサー解析(特にH3K27アセチル化クロマチン免疫沈降シーケンス解析)のための各種条件検討を追加で行い、最適と考えられる条件を決定した。解析の結果から、悪性脳腫瘍特異的に活性化あるいは不活性化されているスーパーエンハンサーを複数同定することができ、新たな治療ターゲット候補となりうると考えられた。 髄膜腫においては、これまでオルガノイド作成の報告自体がなく、次世代シーケンサーを用いた網羅的解析〔whole exome sequencing(WES), RNA sequencing(RNA-seq), DNAメチル化解析〕から、親腫瘍とオルガノイドの相同性を示した。また細胞と同様にオルガノイドに対しても効率的な遺伝子操作が可能であることを示し、これまで困難であった髄膜腫の基礎実験に用いることができる優れたモデルとなる可能性を示した。 当該年度においては、さらに上記スーパーエンハンサーをターゲットとした新規治療法を開発するため、特異的ターゲットエピゲノム編集を実施するための準備を進め、細胞実験にてその効果を実証した。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)