Project/Area Number |
20J11000
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
下浦 佳南子 京都大学, 医学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2020-04-24 – 2022-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2021: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2020: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 外反母趾 / 電気刺激 / 電気刺激療法 |
Outline of Research at the Start |
外反母趾は,母趾が小趾側へ20度以上曲がっている状態であり,高齢者の約34%にみられる。歩行時に疼痛を生じることが多く,歩行困難やバランス低下,転倒を引き起こすとされている。しかし、外反母趾の保存的治療として一般的な足趾運動等の運動療法はエビデンスが弱く、現在の運動療法が効果的でないことが示唆される。この問題の解決策として、筋萎縮や筋再教育に効果的であり、簡便に行うことができる電気刺激療法に着目した。本研究では、電気刺激療法を用いた効果的な外反母趾治療法を開発することを目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
2020年度の研究によって、若年健常者における母趾外転筋への電気刺激の即時効果を検証し、運動時の母趾関節可動域、母趾外転筋の筋活動、母趾外転筋力が改善することが明らかとなった。今年度は、軽度の母趾外反変形がみられる高齢者において、母趾外転筋への電気刺激療法の効果の検証を行った。除外基準は足部に手術歴・疾患のあるもの、電気刺激の禁忌があるものとした。対象者を電気刺激群と既存治療である運動群に分け、電気刺激群には20分間の母趾外転筋への電気刺激、運動群には母趾外転運動10回3セットの介入を行った。介入の前後に安静時・運動時の母趾外反角、母趾外転筋力、足趾把持力を測定した。結果として、サンプルサイズが少なく有意差はみられなかったが、母趾外転筋力、足趾把持力において電気刺激群の方が改善する傾向がみられた。これらのことから、母趾外反角度に関しては長期での介入が必要と考えられるが、筋出力は即時的にも電気刺激によって改善することが示唆された。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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