The elucidation of the pathomechanism of neuronal intranuclear inclusion disease
Project/Area Number |
20J11785
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 52020:Neurology-related
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
光武 明彦 東京大学, 大学院医学系研究科, 特別研究員(DC2)
|
Project Period (FY) |
2020-04-24 – 2022-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2021)
|
Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
|
Keywords | 神経核内封入体病 |
Outline of Research at the Start |
神経核内封入体病(NIID)の原因は,NOTCH2NLCの非コード領域におけるCGGリピート伸長が原因であることが同定された.その病態機序は不明であるが,非コード領域のリピート伸長病の病態機序として,RNA毒性(異常伸長したリピートRNAがタンパク質と結合しRNA fociを形成)やrepeat-associated non-ATG翻訳による異常タンパク(RANタンパク)の蓄積が想定される.病態機序解明のため,細胞モデルおよびマウスモデルの構築を目指す.
|
Outline of Annual Research Achievements |
研究員は,神経核内封入体病の原因であるNOTCH2NLC遺伝子内のCGG伸長リピートを,GC-rich PCR法を用いて増幅し,フラグメント解析により,リピート長を推測することを可能とした.しかし,その一方で,伸長リピートを含む領域についてのPCR産物のクローニングは容易ではなかった.これは,7-Deaza-dGTPを用いていること,およびPCR法による増幅効率があまり良くないことが理由として考えられた.このことから,従来の方法に頼らず,伸長リピートを含む領域を増幅することを考えた.具体的には,無細胞長鎖環状DNA構築システムを応用することを考えた.本システムの開発者はこれまでに本システムを用いた大腸菌のゲノムDNAの増幅について報告しているものの,ヒトゲノムDNAへの応用についてはまだ報告されていない.したがって,まず,本システムを遺伝性神経変性疾患の解析に用いることとした.このシステムを用い,研究員は,学位論文「無細胞長鎖環状 DNA 構築システムを用いた神経変性疾患の分子遺伝学的解析」を執筆し,学位を取得した.現在,その内容について原著論文を準備しているところである.
また,上記研究と並行し,研究員は,神経核内封入体病の新規例についての遺伝学的診断を昨年度同様,全国の施設から検体を受け入れ,行った.その中で,本疾患に特徴的な頭部MRI拡散強調画像での異常信号を欠き,小脳虫部に異常信号が限局した例を経験し,Neurology誌に論文を発表した
|
Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Report
(2 results)
Research Products
(12 results)
-
-
-
-
-
-
-
[Journal Article] Corticobasal degeneration with deep white matter lesion diagnosed by brain biopsy.2020
Author(s)
Arakawa A, Saito Y, Seki T, Mitsutake A, Sato T, Katsumata J, Maekawa R, Hideyama T, Tamura K, Hasegawa M, Shiio Y.
-
Journal Title
Neuropathology
Volume: 40
Issue: 3
Pages: 287-294
DOI
Description
in press
Related Report
Peer Reviewed
-
-
-
[Presentation] A Japanese family of primary familial brain calcification with paroxysmal kinesigenic dyskinesia2020
Author(s)
Mitsutake Akihiko , Matsukawa Takashi , Sato Tatsuya , Katsumata Junko , Seki Tomonari , Maekawa Risa , Hideyama Takuto , Tanaka Masaki , Ishiura Hiroyuki , Toda Tatsushi , Tsuji Shoji , Shiio Yasushi
Organizer
第61回日本神経学会学術大会
Related Report
-
[Book] ヒトの分子遺伝学2021
Author(s)
戸田 達史、井上 聡、松本 直通
Total Pages
904
Publisher
メディカル・サイエンス・インターナショナル
ISBN
9784815730321
Related Report
-