Project/Area Number |
20J14466
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 60040:Computer system-related
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
於久 太祐 早稲田大学, 基幹理工学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2020-04-24 – 2022-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 集積回路 / サイドチャネル攻撃 / スキャンチェイン / スキャンベース攻撃 / ハードウェア |
Outline of Research at the Start |
本研究は日常誰もが使用するIC(集積回路)カードの安全を守るために必要不可欠な研究である。ICカードが記録している情報は個人情報や金融情報等の秘密情報が多い。そのため、改竄や情報漏洩、不正使用等を防ぐ必要がある。本研究は集積回路に対する攻撃の一種であるスキャンベース攻撃を通して、ICカードに組み込まれる暗号方式と実装方法の脆弱性を調査・解明し、安全な集積回路の実現を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、集積回路(IC)の改竄や情報漏洩・不正使用を防ぎ、秘密情報を安全に保護できるICの設計である。近年は小型ICチップを搭載した製品(ICカードやIoTデバイス等)が多く存在し、秘密情報を安全に保護できるICチップが求められる。ICチップに強固な暗号アルゴリズムが安全な仕組みで実装されているとき、安全なICチップであると言える。よって,「暗号方式の脆弱性」と「実装方法の脆弱性」を解明する必要がある。集積回路の脆弱性の調査・解明では、各暗号方式のアルゴリズムに対して攻撃手法を提案することで実装される暗号アルゴリズムの脆弱性を調査している。調査ではハードウェア特有の脆弱性に注目している。計算機実験だけでなく、提案手法を用いて実回路へ攻撃回路の実装方法の脆弱性を調査する。 「暗号方式の脆弱性」を解明するために、対応可能な暗号アルゴリズムの拡張や各暗号方式の脆弱性を解明する。対応可能な暗号アルゴリズムの拡張は、各アルゴリズムに対する攻撃を拡張し、各種暗号アルゴリズム方式に対する攻撃を提案する。攻撃に必要な最低限の前提条件を示すことで、安全な回路の設計手法を提示する。いづれもコンピュータでのシミュレートで実験する。 「実装方法の脆弱性」を解明するために、対応可能な実装モデルの拡張や個別の実装方法の脆弱性を解明する。スキャンチェインから出力するデータを加工する実装モデルは多岐にわたる可能性がある。そのため対応可能な実装モデルの拡張では、個別のスキャンチェインの構造に対する個別のスキャンベース攻撃手法を拡張し、一般的な実装方法に対するスキャンベース攻撃手法として拡張する。実装方法の脆弱性の解明では、実装方法の脆弱性を解明する。攻撃に必要な最低限の前提条件を示すことで、安全な回路の設計手法を提示する。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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